wachauとは? わかりやすく解説

バッハウ‐けいこく【バッハウ渓谷】

読み方:ばっはうけいこく

《Wachau》オーストリア北部ドナウ川流域の町メルクからクレムスに至る、約35キロメートルにわたる渓谷岩壁バロック様式修道院城郭点在し広がるブドウ畑映える景観が有名。2000年に「バッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産文化遺産)に登録された。ワッハウ渓谷

バッハウ渓谷の画像
撮影・jay8085 http://os7.biz/u/TqNHo

ワッハウ‐けいこく【ワッハウ渓谷】

読み方:わっはうけいこく

《Wachau》⇒バッハウ渓谷


ヴァッハウ渓谷

(wachau から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 03:42 UTC 版)

ヴァッハウ渓谷の
文化的景観
オーストリア
英名 Wachau Cultural Landscape
仏名 Paysage culturel de la Wachau
面積 18387ha
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (4)
登録年 2000年(ID970)
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

ヴァッハウ渓谷 (Wachau [vaˈxaʊ]) は、オーストリア北部のドナウ川下流地域に広がる景勝地である。南北の山脈に抱かれた36キロに及ぶ渓谷一帯が「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」の名で、ユネスコ世界遺産に登録されている(ID970)。

一帯の農業は主にアンズブドウの栽培で、ワインの醸造が盛んである[1]。渓谷の両岸には古城や修道院が点在し、観光クルーズとして人気がある。ドナウ川流域には太古の人々が生活していた数多くの痕跡が残っているが、1909年にヴィレンドルフで発見された石像はその精緻さにおいては最上のものであり、「ヴィレンドルフのヴィーナス」と呼ばれている。また、この石像の存在は、太古のドナウ文明に女系中心の社会が存在したことをうかがわせる証左となっている。

世界遺産

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

主な見所

  • メルク修道院
  • シェーンビューヘル城
  • アックシュタイン城
  • ゲットヴァイク修道院

脚注

  1. ^ Wachau Cultural Landscape” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月3日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「wachau」の関連用語

wachauのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



wachauのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴァッハウ渓谷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS