ヒラメ
(olive flounder から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 02:29 UTC 版)
ヒラメ(鮃、英名:Bastard halibut、学名:Paralichthys olivaceus)は、カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属する魚の一種。広義には、ヒラメ科とダルマガレイ科に属する魚の総称である(「ヒラメ類」の項を参照)。有眼側(目のある方)が体の左側で、日本では「左ヒラメに右カレイ」といってカレイ類と区別する(後述)。また口と歯が大きいのが特徴で、ヒラメ類のことを英語ではLarge-tooth flounders という。
注釈
- ^ 逆にカレイの目は両目とも頭部の右側半分に付いている。ただし、頭部の左側に目を持つカレイも存在するため、目が頭部の左側にあるもの全てがヒラメというわけではない。
出典
- ^ 鈴木晋一 『たべもの史話』 小学館ライブラリー、1999年、pp95-99
- ^ 表と裏が同じ色 珍しいヒラメ見つかる:NHKニュース(2013年2月21日)
- ^ 裏表のない正直ヒラメ!?全身褐色:西日本新聞(2013年2月22日)
- ^ 釣り人仰天、「右向き」ヒラメ 茨城・鹿嶋沖 遺伝子的要因か:茨城新聞クロスアイ(2023年11月6日))
- ^ 「右向き」の珍しいヒラメが釣り上げられる 茨城 鹿嶋の沖合:NHKニュース (2023年11月7日)
- ^ 「右向き」ヒラメ展示 茨城県大洗水族館:茨城新聞動画ニュース(茨城新聞)(2023年11月9日)
- ^ Gyoruigaku. 3. Ochiai, Akira, 1923-, Tanaka, Masaru, 1943-, 落合, 明, 1923-, 田中, 克, 1943-. 恒星社厚生閣. (1986). ISBN 4769905602. OCLC 672654489
- ^ “ヒラメ - 東京都島しょ農林水産総合センター”. www.ifarc.metro.tokyo.lg.jp. 2022年12月19日閲覧。
- ^ 北野健、水温に影響されるヒラメの性 日本比較内分泌学会ニュース 2006年 2006巻 120号 p.120_10-120_12, doi:10.5983/nl2001jsce.2006.120_10
- ^ 養殖魚を知る!ウォールド君のおさかな大百科 ヒラメ - (社)全国海水養魚協会
- ^ a b 平成23年漁業・養殖業生産統計 - 農林水産省
- ^ a b c クドア食中毒総論 - 国立感染症研究所
- ^ ヒラメを介したクドアの一種による食中毒Q&A - 農林水産省
- ^ 生食用生鮮食品による原因物質不明有症事例についての提言 (PDF) - 厚生労働省 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会
- ^ Matsukane, Y. et al. 2010: "Kudoa septempunctata n. sp (Myxosporea: Multivalvulida) from an aquacultured olive flounder (Paralichthys olivaceus) imported from Korea." Parasitology research, 107(4): 865-872. doi:10.1007/s00436-010-1941-8
- ^ 大西貴弘食中毒原因物質としての"クドア"に関する最新の知見 (PDF) モデンメディア 2012年7月号(第58巻7号)p.205-209。
- ^ 懸賞のヒラメで110人が食中毒 伊予銀の定期預金 - 日本経済新聞 2010年10月10日
- ^ 「ヒラメ自粛」謎の食中毒で臆測 石川県内温泉街、厚労省は「根拠ない」 北國新聞 2011年2月16日
- ^ クドアを原因とする食中毒の発生防止について 厚生労働省 食安発0607第7号 (PDF)
- ^ 養殖ヒラメに寄生したクドアによる食中毒の防止対策 -水産庁
- ^ 県産養殖ヒラメの安全性確保(食中毒の防止対策ガイドライン)について - 大分県水産振興課
- ^ 養殖ヒラメ 寄生虫検査を強化 - 大分合同新聞2011年7月6日
- ^ 養殖ヒラメ 寄生虫検査 ガイドラインを作成 - 大分合同新聞2011年7月12日
- ^ 「韓国産のヒラメ」が危ない?目に見えない寄生虫が... - PRESIDENT Online
- olive flounderのページへのリンク