最小偏移変調
(minimum shift keying から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 03:26 UTC 版)
変調方式 |
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関連項目 |
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最小偏移変調(英: minimum-shift keying、MSK)とは、1960年代末ごろ開発された連続位相周波数偏移変調の一種である[要出典]。OQPSKと同様、MSKは4分の1ずつ位相を変化させて符号化し、Q成分はシンボル期間の半分だけ遅らせる。しかし、OQPSKが矩形パルスを使うのに対して、MSKは各ビットを半正弦波で符号化する。これにより、非線形の歪みによる問題を軽減し、結果として一定率の信号を生じる。OQPSKとの関連で見る以外に、MSKは連続位相周波数偏移変調 (CPFSK) 信号で2分の1のビットレートの周波数分割をしたものと言うこともできる。
数学的表現
位相偏移変調された信号は次の式で表すことができる。
- Subbarayan Pasupathy, Minimum Shift Keying: A Spectrally Efficient Modulation, IEEE Communications Magazine, 1979
- Document from the University of Hull GMSKの解説
- Another good discussion (University of Toronto)
- PSK/GMSK comparison & illustrations (Aerospace)
最小偏移変調と同じ種類の言葉
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