isoelectric focusingとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > isoelectric focusingの意味・解説 

等電点電気泳動

(isoelectric focusing から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 03:24 UTC 版)

等電点電気泳動(とうでんてんでんきえいどう、: Isoelectric focusing、略称:IEFもしくはEF)は、等電点の違いにより物質を分離する電気泳動の方法である。

pH勾配の存在下で電解質を電気泳動すると、電荷が0となる等電点まで移動して止まり、各物質が等電点の順に並ぶ。この原理を用いてタンパク質や薬品などの分離・分析を行う。タンパク質の電気泳動では、両性電解質溶液を電気泳動すると陽極側が酸性、陰極側がアルカリ性になり、ここにタンパク質を加えると各タンパク質が等電点の順に並ぶ。特に二次元電気泳動のうち1次元目によく用いられる。

1912年に、味の素開発に関連して池田菊苗アミノ酸の分離に用いたのがこの方法の最初といわれる。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「isoelectric focusing」の関連用語

isoelectric focusingのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



isoelectric focusingのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの等電点電気泳動 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS