iptablesの構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:34 UTC 版)
「iptables」の記事における「iptablesの構成」の解説
iptablesでは、フィルタリングする対象を選ぶ「テーブル」と、各テーブルにおいて、どのタイミングで処理するかを示す「チェイン」で構成されている。 filterテーブルはパケットの出入り自体を制御できる natテーブルはパケットの中身を書き換えることを制御できる、主にネットワークアドレス変換やIPマスカレード(LinuxのNAPT実装)向けに用いられる。 filterテーブルでは、初期状態で次のチェインが用意されている。 パケットが入る際に利用するINPUTチェイン パケットが出ていく際に利用するOUTPUTチェイン インターフェース間をまたぐ際に利用するFORWARDチェイン natテーブルでは、主にパケットを書換えるタイミングに影響する次のチェインが用意されている。これらのチェインは管理者であれば自由に追加、削除が可能となっている。 PREROUTINGチェイン POSTROUTINGチェイン
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