ヒーター性能
ヒーターの暖房能力特性。ヒーター性能は、冬場の暖房やウインドウガラス上の氷のデフロスター性能を考慮して決められる。ヒーター性能を高めるためにはヒーターコア放熱量を大きくすることであり、そのためにはヒーターコアの放熱面積を大きくする。フィン形状などで冷却水から空調風への熱伝達率を上げる、ヒーターコアへの冷却水流量を増やす、空調風量を増加する、サーモスタット特性を変え冷却水温度を高くする、などがある。寒冷地でのディーゼル車などでは、エンジンの発熱量が低いため冷却水温度が上昇しにくく、十分なヒーター性能が得られない場合がある。このような場合は、燃焼式ヒーターなど補助ヒーターが併用される。
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