グラスラン

大車林

グラスラン

英語 glass run

ドアサッシュの中に入れ、ドアガラス昇降のガイドと、走行中やドアを閉めたときのドアガラスのガタツキを防止する部品。ドアガラスの昇降には滑り抵抗の少ないものがよく、水、挨、外気、音に対してはシール密着性が必要となる。その機能を満足させるために断面形状には工夫が払われているが、耐候性のあるゴムを基材として、ガラス保持部のリップはバナナ形の形状で、表面にはナイロン繊維を植毛し、八字状に広がった形状をチャンネル構造に圧縮しながらはめ込んでいるものがほとんどである。サッシュレスドアにおいても、ドアボディ内部の目立たないところにサッシュがあるので、グラスランが付いている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。