バウンシング
懸架ばねによって支えられている車体(ばね上質量)の振動挙動のひとつで、車体前後が同位相の振動である。大きくうねった道路を走行するとき、あるいは突起を乗り越えたあとなどに発生する、ふわふわと感ずる振動のことである。バウンシングは、ばね上質量と懸架ばねで構成される振動系の共振で、共振周波数は1~2Hzである。車体をばねで支える以上バウンシングを避けることはできないが、ショックアブソーバーの装着、すなわち減衰を付加することでバウンシングのレベルを抑えることができる。ただし減衰が大きすぎると、突き上げなど、バウンシングより高い周波数の乗り心地が悪くなるので適正値が設定される。
参照 共振周波数、乗り心地、ばね上共振、ばね上質量Weblioに収録されているすべての辞書からbouncingを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

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