白頭大幹
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白頭大幹(ペクトゥデガン、はくとうだいかん、朝: 백두대간)は、北の白頭山から南の智異山まで朝鮮半島の大部分を縦断している山脈、分水嶺の線[1]。河川などによって分断されることなく朝鮮の国土を貫く山系であり[2]、朝鮮において伝統的な思想である風水地理の哲学と実践において、根幹をなす概念である。白頭大幹は、しばしば朝鮮半島の「脊椎」として言及され、歴史的にも様々な芸術作品において、そのように表現されてきた。白頭大幹は、小白山脈全体と、太白山脈の大部分を合せたものである。
- ^ “백두대간” (朝鮮語). Doosan Encyclopedia. 2016年2月23日閲覧。
- ^ a b “白頭大幹”. 江原道. 2020年11月7日閲覧。
- ^ a b c d Yoo, Myeong-jong (2008-09-10). 100 Cultural Symbols of Korea (1º ed.). Discovery Media. p. 14
- ^ a b c d 渋谷鎮明「韓国における「白頭大幹」の評価と「脈」の論理」『日本地理学会発表要旨集』2020s、日本地理学会、2020年、311頁。 NAID 130007822329
- ^ 金枓哲「韓国における近代地理学の黎明期:-張志淵の「大韓新地誌」を中心に-」『人文地理学会大会 研究発表要旨』、人文地理学会、2006年、112-113頁。 NAID 130004596599
- ^ “朝鮮半島【インタビュー】白頭大幹を縦走した写真家、ロジャー・シェパードさん”. 朝鮮新報 (2016年10月3日). 2020年11月7日閲覧。
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