自律走行ロボット
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/25 07:10 UTC 版)
自律走行ロボット(じりつそうこうロボット、英語: Autonomous Mobile Robot、略称: AMR、もしくは自律搬送ロボット、自律移動ロボットなど)とは、搬送機器の一つ。
AGV (Automated guided vehicle) と呼ばれる搬送ロボットが走行のために磁気テープなどの誘導装置を必要とする一方、AMR はセンサーなどで経路を把握し、自律的に走行することができる[1]。
人の操作を必要とせず、自ら周囲の環境を認識しながら移動できるため、レイアウト変更にも柔軟に対応でき工場や倉庫、研究施設などさまざまな現場で活用が広がっている。[2]
概要
ロボットの自律走行には、ロボットが自己位置と周囲の環境(どこに障害物があり、どこが走行可能なのか)を把握する必要があるが、SLAM技術の登場によりこれが実現した[3]。またセンサーを搭載するため、人間などが走行経路を遮った場合は自動で減速または停止し、危険を回避することが可能である。そのため、安全上の問題から AGV では実現が難しい人間が活動する空間での運用に向く[4]。
主な用途
- 食事(料理)搬送用
- 病院や福祉施設等で多数の部屋に配送するもの[5]、ホテルのルームサービス用途[6]、飲食店でテーブル間を巡る「配膳ロボット」[7]などに大別される。「下げ膳」を行う「下膳ロボット」[8]もある。
- 自動倉庫
- 出庫作業支援や作業効率化、人員削減を目的とした「倉庫ロボット」[9]の用途で使用される。
脚注
- ^ “SLAMとは(自律走行ロボット)|ロボット基礎技術|Robot-tech.jp”. robot-tech.jp. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “研究開発向けAMR(自律移動ロボット)のカスタマイズ開発|プロトロボ(ヴイストン株式会社)”. 2026年3月25日閲覧。
- ^ “無人搬送車の開発と発展の歴史を知る!|無人搬送車(AGV)ハンドブック”. 無人搬送車(AGV)ハンドブック. 2022年7月29日閲覧。
- ^ 運営担当, 協働ロボット com. “第2回:AGVとAMRの違い”. www.kyodo-robot.com. 2022年7月29日閲覧。
- ^ 瀬名秀明 (2001), ロボット21世紀, 文藝春秋, ISBN 978-4-16-660179-0
- ^ “自律移動走行制御システム「It’s Navi®」搭載ロボットが「変なホテル ラグーナテンボス」で稼働開始”. 村田機械株式会社 (2017年8月18日). 2025年6月1日閲覧。
- ^ “しゃぶ葉やガストが導入する「配膳ロボ」の実力は? 最先端、中国のロボット事情”. ITmedia (2022年2月23日). 2025年5月13日閲覧。
- ^ “全自動の下膳ロボット「ACUR-C」をスマイルロボティクスが発表!無人で下膳をする動画も公開 〜盛り上がりを見せる配膳ロボット市場において、アームを有することで「無人での下膳」を実現できる唯一のロボットに〜 スマイルロボティクス株式会社”. PR TIMES (2020年9月30日). 2025年6月1日閲覧。
- ^ “Amazonの倉庫で働くロボ「ヴァルカン」。作業を効率化し、雇用も増えた”. ギズモード (2025年5月13日). 2025年6月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
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