アンチロックブレーキ
ブレーキ油圧をコントロールすることで、滑りやすい路面で急ブレーキングしてもタイヤがロックせず、操縦性、車体の走行安定性を保つ装置。凍結路や雨天時の路面では、急ブレーキをかけると車輪がロックして車体が横滑りをしたり、制動距離が長くなることがある。ロックするとタイヤのコーナリングフォースがなくなり、摩擦係数が急激に小さくなるためである。ABSは各車輪に回転センサー(ホイールセンサー)を設け、マイコンがロック傾向にあるタイヤを判断し、その車輪のブレーキ油圧を弱めることでロックを防ぐ。
Weblioに収録されているすべての辞書からアンチロックブレーキを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- アンチロックブレーキのページへのリンク