Ye-155MP(Е-155МП)
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「MiG-31 (航空機)」の記事における「Ye-155MP(Е-155МП)」の解説
MiG-31の原型機で、MiG-25MP(МиГ-25МП)とも呼称される。製品83として2機製作された。主翼付け根のストレーキや前縁フラップがなく、エアブレーキを兼ねる主脚扉の形状も異なっている。1機目の83/1は1975年9月16日に初飛行し、2機目の83/2はアビオニクスの追加と胴体下面の面積の縮小が施され、1976年4月22日に初飛行した。83/1は1979年9月20日に燃料漏れによって墜落し、83/2は1984年4月4日の試験飛行中に生じた燃料計の誤表示とエンジンの暴走のため制御不能となり空中で爆散した。この時に搭乗していたA.V.フェドトフ少将と兵装オペレーターのV.ザイツェフは殉職している。
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