Whirlwind のその後
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「Whirlwind」の記事における「Whirlwind のその後」の解説
Whirlwind IIは、1959年6月30日までSAGEにおいてサポート役を果たした。その後1970年代後半までプロジェクトメンバーのBill Wolfが年1ドルでマシンを借りていた。その後ケン・オルセンがこれを買い取って一時的に所有していたが、スミソニアン博物館に寄贈した。 Whirlwindは約5000本の真空管で構成されていた。そのデザインをそのままトランジスタ化する作業がケン・オルセンによって行われており、TX-0として知られている。これが成功を収めたので、さらに大規模化したTX-1が計画された。しかしこのプロジェクトは野心的すぎたため、規模を縮小してTX-2が完成した。これもトラブルが多いマシンであったが、オルセンは途中でプロジェクトを抜けてデジタル・イクイップメント・コーポレーション社(DEC)を設立。DECのPDP-1はTX-0とTX-2のコンセプトを集めて、より小さなマシンに仕立てたものである。
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