Vol.1 わたしに触れるな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 22:58 UTC 版)
「ユニコーン (ポーの一族)」の記事における「Vol.1 わたしに触れるな」の解説
2016年、ミュンヘンで、ファルカはエドガーと再会を果たす。しかし、エドガーは触れた瞬間に相手の“気”を吸いつくしてしまう危険な状態にあった。エドガーは、1976年エヴァンズ家の火災から“目”の力で、老ハンナに拾われてメリーベルと共に育てられた“グールの丘”と呼ばれる場所の地下の墓地の崩れた洞窟に移動していた。ひどく衰弱したエドガーは“グール”のような怪物の姿に変化してしまい、前年の暮れにアーサー・トマス・クエントン卿を訪れ、彼のもとでようやく、やせて少し小さくなってしまってはいたものの、元の姿に回復できたのであった。しかし、指はまだ回復していないため黒い手袋をはめていた。そして、エドガーはほとんど炭と化した塊のアランを元に戻して欲しいとファルカに頼む。 そこへファルカに怪物の“ダイモン”と呼ばれる男(バリー・ツイスト)が現れ、アランを蘇らせる方法を知っているという。さらに、そこへ現れたシルバーは、男を疫病神の“バリー”と呼び、エドガーと同じく大老ポーの直系の血を受けたが、のちに大老ポーにポーの村から追放されたのだという。バリーは大老ポーのことを“天敵”と呼び、「ヤツをつかまえ殺すのがオレの生きがいだ」という。ファルカはバリーに“気”の貯金箱代わりに使われ、時々現れては絞り取られて何度も殺されかけた過去を話してエドガーを引き止めるが、エドガーはアランを取り戻すために悪魔とだって契約すると言い放ち、バリーについてゆく。
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