ビア‐ドロローサ【Via Dolorosa】
読み方:びあどろろーさ
イエス=キリストが死刑を言い渡されてから、ゴルゴタの丘に向かい十字架を背負って歩いた道。エルサレム旧市街にある。鞭打ち教会、エッケホモ教会、ベロニカ教会を通り、イエスが処刑されたというゴルゴタの丘にある、現聖墳墓教会までの道のりを指す。苦難の道。
くなん‐の‐みち【苦難の道】
ヴィア・ドロローサ
(Via Dolorosa から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/22 19:15 UTC 版)
ヴィア・ドロローサ(ラテン語:Via Dolorosa(「苦難の道」の意))は、新約聖書の四つの福音書の記述やキリスト教の伝承などから想定されるイエス(キリスト)の最後の歩みのこと。いずれの福音書でも、イエスは十字架を背負って総督ピラトの官邸(プラエトリウム)から刑場のあるゴルゴダの丘までの道のりを歩いたとされている。共観福音書では途中でキレネのシモンがイエスに代わって十字架を背負ったと書かれているが、『ヨハネによる福音書』ではイエス自身が最後まで背負ったことになっている。ヴィア・ドロローサという名称は、その道中に味わったイエスの苦難を偲んで名付けられており、ヴィア・クルキス(via crucis/十字架の道)とも呼ばれている。
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