国際連合安全保障理事会決議120とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議120

(UNITEDNATIONSSECURITYCOUNCILRESOLUTION120 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 21:17 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議120
日付: 1956年11月4日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 754回
コード: S/3733
文書: 英語

投票: 賛成: 10 反対: 1 棄権: 0
主な内容: ハンガリー情勢
投票結果: 採択(常任理事国の反対があったが、手続事項であり拒否権を行使できないため)

安全保障理事会(1956年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
オーストラリア
ベルギー
 キューバ
イラン
ペルー
ユーゴスラビア

国際連合安全保障理事会決議120(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ120)は、1956年11月4日国際連合安全保障理事会で採択された決議。同決議により、平和のための結集決議が発動され、第2回緊急特別総会が招集された。

内容

ソビエト連邦ハンガリー国民の権利を主張して弾圧したことで重大な事態が生じたこと、常任理事国の全会一致が得られなかったことを考慮し、国際的な平和と安全の維持に対する責任の行使が妨げられたと考えた。その解決策として、理事会は適切な勧告を行うために緊急特別総会を招集することを決定した。

議決

賛成10、反対1(棄権0)により採択された。反対したのは常任理事国であるソビエト連邦だが、拒否権を行使できない手続事項だったため、これにより採択を阻止することはできなかった。

参考文献

関連項目

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