Think_(IBM)とは? わかりやすく解説

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Think (IBM)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 13:31 UTC 版)

各国語による「THINK」サイン
「THINK」サインが奥の壁に掲げられた、IBMのパンチカードデータ処理機が置かれた部屋、1960年ころ。

"THINK"(シンク:「思考」の意)は、トーマス・J・ワトソンが、ナショナル・キャッシュレジスター・カンパニー (NCR) の営業・広告本部長だったときに述べた「開闢以来、考えることはあらゆる前進を生み出す源だった。『考えていませんでした』というのでは、世界に何百万ドルもの損失を与えてしまうことになる。」という言葉に由来するモットー1914年、ワトソンはこのモットーを携えて、ザ・コンピュータ・タビュレーティング・レコーディング・カンパニー(Computing Tabulating Recording Corporation (CTR)) の社長となり、同社は後にIBMとなった[1][2][3]

IBMは現在もこのモットーを掲げており、ノートパソコンThinkPad、デスクトップPCをThinkCentreと名付けたり、2011年9月にはニューヨークリンカーン・センターで、Think exhibitという展示を行ったりしている[4]。IBMのパーソナルコンピュータ事業及びx86サーバ部門を買収したレノボもThinkSystem、ThinkStationの命名などこれを受け継いでいる。

リンカーン・センターでの Think exhibit、2011年。

出典・脚注

  1. ^ IBM Archives: THINK Sign”. IBM. 2011年12月24日閲覧。
  2. ^ Maney, Kevin (2003). The Maverick and His Machine: Thomas Watson, Sr., and the Making of IBM. Wiley. ISBN 0471414638 
  3. ^ Tedlow, Richard S. (2003). The Watson Dynasty. Harper Business. ISBN 0-06-001405-9 
  4. ^ IBM100 THINK exhibit”. IBM. 2011年12月24日閲覧。

関連項目

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