321ルール
【英】The 3-2-1 Rule
321ルールとは、データのバックアップを取る際の理想的な方法のひとつとされる考え方である。
321ルールは「データはコピーして3つ持つ」(二重にバックアップを取る)、「2種類の(種類の異なる)メディアでバックアップを保存する」、「バックアップのうち1つは違う場所で保管する」、という3要素からなる。これを履行することで、保存した記憶媒体に不具合が生じたり、バックアップファイルごと攻撃・抹消されたり、あるいは災害などによってオフィスに立ち入ることができなくなったとしても、データが復旧可能な状態を維持できる。
近年では「SAMAS」をはじめとする凶悪な手口のランサムウェアも登場してきており、データの適切なバックアップは改めて重要視されつつある。
参照リンク
Data Backup Options - US-CERT
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