Thatcheria janae (F. Lorenz & P. Stahlschmidt, 2019)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 08:32 UTC 版)
「チマキボラ」の記事における「Thatcheria janae (F. Lorenz & P. Stahlschmidt, 2019)」の解説
北西オーストラリアの水深250 - 450 mに分布(タイプ産地は「380-450 m off the Rowley Shoals area, NW Australia」)。チマキボラにそっくりだが、色が薄いこと、殻が薄手なこと、肩角がより鋭いこと、体層側面が僅かに膨らむこと、幼層の肩に結節列ができることなど、貝殻の特徴のみに基づいて2019年に新種として記載された。本種の分布域は西オーストラリア州北岸沖のインド洋にあり、太平洋西部のチマキボラの分布域とは分断されているとされる。幼層の肩に結節列がある点は下記の沖縄の化石 T. cf. gradataと共通するが、新種記載にあたりLorenzらはこの化石については言及していない。
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