TRDMT1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 06:36 UTC 版)
「DNAメチルトランスフェラーゼ」の記事における「TRDMT1」の解説
この酵素は原核生物と真核生物の双方のm5Cメチル基転移酵素との高い配列類似性を持ち、DNMT2と呼ばれていた。しかし2006年、この酵素はDNAのメチル化を行わず、アスパラギン酸のtRNAの38位をメチル化することが示された。このメチル基転移酵素の名称は、DNMT2から生物学的機能をよりよく反映したTRDMT1(英語版)(tRNA aspartic acid methyltransferase 1)へと変更された。TRDMT1はヒトの細胞で初めて同定されたRNAシトシンメチルトランスフェラーゼである。
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