TOSBAC-5600
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 13:36 UTC 版)
「TOSBAC」の記事における「TOSBAC-5600」の解説
1970年、GE-600シリーズの技術を導入したTOSBAC-5600シリーズが発表された。マルチプロセッサをサポートしている。しかしこのシリーズは38台しか売れず、東芝のメインフレーム事業は赤字が増大することとなった。その後、NECと共同でACOSを開発することとなり、東芝はACOS-6系の開発を担当した。これは基本的にTOSBAC-5600の設計を踏襲したものである。しかし、東芝のメインフレーム事業での損失は大きくなり、1978年にはNECとの合弁会社(NTIS)に事業を移管。NTISはNECの持株比率が大きかったため、実質この時点で東芝はメインフレーム事業から撤退した。
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