RIZIN男祭りとは? わかりやすく解説

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RIZIN男祭り

(THE MATCH 2 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 05:09 UTC 版)

RIZIN男祭り
イベント詳細
シリーズ RIZIN
主催 RIZIN FF事務局
開催年月日 2025年5月4日
開催地 日本
東京都文京区
会場 東京ドーム
開始時刻 午後1時[注 1]
試合数 全19試合[注 2]
放送局 スカパー!
ABEMA
U-NEXT
RIZIN 100 CLUB
RIZIN LIVE
入場者数 42,706人
イベント時系列
RIZIN.50 RIZIN男祭り RIZIN WORLD SERIES in KOREA

RIZIN男祭り(ライジン おとこまつり)は、日本総合格闘技団体「RIZIN」の大会の一つ。

2025年5月4日に東京都文京区東京ドームで開催された。

概要

RIZINの中の特別な大会としての位置付けの『RIZIN男祭りシリーズ』の第1回目の大会。

RIZIN3度目となる東京ドームで開催[1]。 メインイベントでは王者クレベル・コイケに挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフが挑戦し[2]、シェイドゥラエフが1RKO勝ちで王座獲得に成功。セミファイナルでは、昨年7月に超RIZIN.3平本蓮に敗北し引退を宣言した朝倉未来が引退を撤回し、前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕と対戦、朝倉が3RにドクターストップでTKO勝ちを収めた。また、RIZIN旗揚げ以来10年ぶりにRIZINのヘビー級ファイターによるトーナメント『RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント』が開催され、開幕戦となる1回戦が行われた。

なお、当初の発表では大会名はTHE MATCH 2であり、メインイベントで超RIZIN.3で対戦した平本蓮と朝倉未来が再戦予定[3][4]だったが、平本の右肩の外傷性肩関節不安定症により全治6か月と診断され試合中止となった[5]。それに併せて2025年3月7日に大会名も『RIZIN男祭り』に変更された[6]

特別ゲストとして元RIZINライトヘビー級王者のイリー・プロハースカアレックス・ペレイラなどのUFC元王者やPRIDE GP 2000王者のマーク・コールマンが参加するなど、豪華ゲストで開催された。また、Bellator二階級制覇王者のライアン・ベイダーがリングに登壇し、大晦日にヘビー級トーナメントの優勝者とベイダーがRIZIN初代ヘビー級王座を賭けて対戦することが発表された。

入場者数は42,706人と、2021年6月13日に同じく東京ドームでコロナ禍による入場規制を敷いた上で行われたRIZIN.28の9,731人を大きく上回りRIZINにおける同地での大会としては最多記録となり[注 3]、2024年7月28日にさいたまスーパーアリーナのスタジアムモードで行われた超RIZIN.3の48,117人に次ぐ2番目の記録となった。

対戦カード

オープニングファイト

第1試合 キックボクシングルール 57.5kg契約ワンマッチ 3分3R
× 赤平大治 vs. 橋本楓汰
3R終了 判定0-3
第2試合 MMA特別ルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分2R
× 上田貴央 vs. ヴィニシウス ○
2R終了 判定0-3
第3試合 MMA特別ルール 75.0kg契約ワンマッチ 5分2R
× 佐々木大 vs. 中谷優我 ○
2R終了 判定0-3

本戦

第1試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
平本丈 vs. 田丸辰 ×
3R終了 判定3-0
第2試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
山本アーセン vs. 冨澤大智 ×
2R 1:24 リアネイキッドチョーク
第3試合 キックボクシングルール 63.0kg契約ワンマッチ 3分3R
朝久泰央 vs. ウザ強ヨシヤ ×
2R 1:16 TKO(左ハイキック)
第4試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× ジョン・ドッドソン vs. 征矢貴
3R終了 判定0-3
第5試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
ヒロヤ vs. 篠塚辰樹 ×
1R 2:11 TKO(パウンド)
第6試合 MMAルール 61.0kg契約ワンマッチ 5分3R
ダニー・サバテロ vs. 太田忍 ×
3R 0:20 TKO(パウンド)
第7試合 MMAルール 71.0kg契約ワンマッチ 5分3R
中村大介 vs. 桜庭大世 ×
2R 2:01 腕ひしぎ十字固め
第8試合 MMAルール 59.0kg契約ワンマッチ 5分3R
神龍誠 vs. 伊藤裕樹 ×
3R終了 判定3-0
第9試合 スタンディングバウト特別ルール 98.0kg契約 3分3R
皇治 vs. シナ・カリミアン
3R終了 判定なし ドロー
第10試合 MMAルール 120.0kg契約 5分3R
RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント 1回戦
マレク・サモチュク vs. ダニエル・ジェームス ×
3R終了 判定3-0
※サモチュクがトーナメント準決勝進出。ジェームスが前日計量で契約体重を0.8kgオーバーしたため、ジェームスにレッドカードによる減点(減点50)のペナルティが与えられた。また超過体重が1.0kg未満のため、ノーコンテストルールを適用せずに試合を実施。
第11試合 MMAルール 120.0kg契約 5分3R
RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント 1回戦
× スダリオ剛 vs. ジョゼ・アウグスト
3R終了 判定0-3
※アウグストがトーナメント準決勝進出。
第12試合 MMAルール 120.0kg契約 5分3R
RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント 1回戦
上田幹雄 vs. シビサイ頌真 ×
1R 1:03 KO(ローキック)
※上田がトーナメント準決勝進出。
第13試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
萩原京平 vs. 西谷大成 ×
1R 3:36 KO(左フック→パウンド)
第14試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 高木凌 vs. 秋元強真
3R終了 判定0-3
第15試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
朝倉未来 vs. 鈴木千裕 ×
3R 1:56 TKO(ドクターストップ:カットでの出血)
第16試合 MMAルール 66.0kg契約 5分3R
RIZINフェザー級タイトルマッチ
× クレベル・コイケ vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
1R 1:02 KO(右フック→パウンド)
※シェイドゥラエフが第7代王座獲得に成功。

カード変更

カード変更は以下の通り。

  • 平本蓮 vs. 朝倉未来 →平本の外傷性肩関節不安定症により全治6か月のため試合中止。
  • イズラムベック・ベクティベック・ウルー vs. アレクサンダー・ソルダトキン→イズラムベックの半月板損傷により全治2ヶ月と診断されたため棄権し試合中止。その後、プリンス・アウンアラーがイズラムベックの代役として出場しRIZIN LANDMARK 11でヘビー級トーナメント1回戦の延期試合を実施予定。

脚注

注釈

  1. ^ オープニングファイトは午前11時45分開始。
  2. ^ オープニングファイト:全3試合、本戦:全16試合。当初は全20試合を予定していたが、本戦に組まれていたヘビー級トーナメント1回戦のイズラムベック・ベクティベック・ウルー vs. アレクサンダー・ソルダトキン戦がイズラムベックの半月板損傷により全治2ヶ月と診断されたため中止となり、全19試合となった。
  3. ^ なお、2022年6月19日に同地で行われたRIZIN・K-1RISEとの共同開催のTHE MATCH 2022での56,399人を含むと2番目の記録となる。

出典

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