マレク・サモチュク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/28 14:26 UTC 版)
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | マレク・サモチュク (Marek Samociuk) |
| 通称 | ポーランドの太陽神 |
| 国籍 |  ポーランド |
| 生年月日 | 1996年7月15日（29歳） |
| 出身地 | ポーランド |
| 所属 | Uniq Fight Club |
| 身長 | 184cm |
| 体重 | 118kg |
| リーチ | 192cm |
| 階級 | ミドル級 →ヘビー級 |
| バックボーン | 総合格闘技 |
マレク・サモチュク（Marek Samociuk、1996年7月15日 - ）は、ポーランドの男性総合格闘家。Uniq Fight Club所属。RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント準優勝。
来歴
アマチュアで戦績を重ね、ポーランドのALMMAで金メダルを獲得。2019年にプロデビューし、2020年にはWotoreの時間無制限ベアナックルルールヘビー級トーナメントで優勝。複数団体を経て2021年からKSWに参戦し、5戦目の敗戦後にワルシャワのUniq Fight Clubへ拠点を移す。2024年1月以降は3連勝中と好調を維持している[1]。
RIZIN
KSWの推薦選手として、RIZINが10年振りに行うRIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメントに参戦が決定した[2]。
2025年5月4日、RIZIN男祭りのRIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント1回戦でダニエル・ジェームスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。なお、相手のジェームスが前日計量で契約体重を800gオーバーしたものの、ジェームスの超過体重が1.00kg未満のため「RIZINワールドグランプリ2025ヘビー級トーナメント特別規定」に則りこの試合はノーコンテストを適用せずにトーナメント公式戦として試合を実施し、ジェームスにはレッドカード提示による減点50のペナルティを課した状態で行われた[3]。
2025年7月27日、超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭りのRIZINヘビー級WORLDグランプリ準決勝で初代Centro Oeste Fight (COF) ヘビー級王者のジョゼ・アウグストと対戦し、3-0の判定勝ちを収め決勝進出を果たした[4]。
2025年9月28日、RIZIN.51のRIZINヘビー級WORLDグランプリ決勝でアレクサンダー・ソルダトキンと対戦し、0-3の判定負けを喫し準優勝に終わり、大晦日に行われるライアン・ベイダーとの初代RIZINヘビー級王座決定戦の出場権を獲得できなかった[5]。
戦績
プロ総合格闘技
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 14 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 9 勝 | 4 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 |
| 5 敗 | 3 | 1 | 1 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| × | アレクサンダー・ソルダトキン | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN.51 【RIZINヘビー級WORLDグランプリ決勝】 |
2025年9月28日 |
| ○ | ジョゼ・アウグスト | 5分3R終了 判定3-0 | 超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り 【RIZINヘビー級WORLDグランプリ準決勝】 |
2025年7月27日 |
| ○ | ダニエル・ジェームス | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN男祭り 【RIZINヘビー級WORLDグランプリ1回戦】 |
2025年5月4日 |
| ○ | フィリップ・スタヴォウィ | 5分3R終了 判定3-0 | KSW 104: Kuberski vs. Romanowski | 2025年3月8日 |
| ○ | デニス・ゴルニアック | 1R 2:09 KO (パンチ) | KSW 96: Pawlak vs. Janikowski 2 | 2024年7月20日 |
| ○ | オレグス・ジェメリヤノフス | 2R 3:14 KO (パンチ) | KSW 90: Wrzosek vs. Vitasović | 2024年1月20日 |
| × | フィリップ・スタヴォウィ | 2R 4:39 リアネイキッドチョーク | KSW 81: Bartosiński vs. Szczepaniak | 2023年4月22日 |
| × | カミル・ガヴリヨレク | 1R 4:37 KO（パンチ） | KSW 76: Parnasse vs. Rajewski | 2022年11月12日 |
| ○ | イズアグベ・ウゴノ | 1R 3:38 KO (パンチ) | KSW 70: Pudzian vs. Materla | 2022年5月28日 |
| × | ミハウ・キタ | 1R 3:22 KO（パンチ） | KSW 65: Khalidov vs. Soldić | 2021年12月18日 |
| ○ | イズアグベ・ウゴノ | 2R 0:27 KO (パンチ) | KSW 60: Narkun vs. De Fries 2 | 2021年4月24日 |
| ○ | トマシュ・ヤニシェフスキ | 5分3R終了 判定3-0 | EFM Show 1: Różański vs. Pasternak | 2021年4月9日 |
| × | ポール・ビアラス | 1R 4:37 KO（パンチ） | Thunderstrike Fight League 19 | 2019年12月21日 |
| ○ | ピオトル・モチョツキ | 5分3R終了 判定2-1 | Thunderstrike Fight League 17 | 2019年5月25日 |
獲得タイトル
- Wotore 時間無制限ベアナックルルールヘビー級トーナメント 優勝（2020年）
- RIZIN WORLD GP 2025ヘビー級トーナメント 準優勝（2025年）
脚注
- ^ “マレク・サモチュク - RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト”. 2025年5月6日閲覧。
- ^ “【RIZIN】日本人選手全滅もありうる──「115kgの高速回転蹴り」で話題のソルダトキン！「時間無制限素手トーナメント優勝」のサモチュク、「ピットブル兄弟激推し」のアウグスト、さらなる怪物も参戦の「ヘビー級トーナメント抽選会」が決定＝4月11日（金）15時（ゴング格闘技）”. ゴング格闘技. 2025年5月6日閲覧。
- ^ “【試合結果】RIZIN男祭り 第10試合／RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント 1回戦 マレク・サモチュク vs. ダニエル・ジェームス”. RIZIN公式サイト. 2025年5月6日閲覧。
- ^ “【試合結果】超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り 第6試合／RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント 2回戦 ジョゼ・アウグスト vs. マレク・サモチュク”. RIZIN公式サイト. 2025年7月27日閲覧。
- ^ “【試合結果】RIZIN.51 第9試合／マレク・サモチュク vs. アレクサンダー・ソルダトキン”. RIZIN公式サイト. 2025年9月28日閲覧。
外部リンク
- マレク・サモチュク (@mr_samociuk) - Instagram
- RIZIN 選手データ
- マレク・サモチュクの戦績 - SHERDOG
- マレク・サモチュクのページへのリンク
