ステタカントゥスとは? わかりやすく解説

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ステタカントゥス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 06:33 UTC 版)

ステタカントゥス
ステタカントゥスの復元図
地質時代
デヴォン紀 - 石炭紀
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
亜綱 : 全頭亜綱 Holocephali
: †シムモリウム目 Symmoriida
: †ステタカントゥス科 Stethacanthidae
: ステタカントゥス属 Stethacanthus
学名
Stethacanthus
Newberry, 1889
  • S. altonensis
  • S. gansuensis
  • S. neilsoni
  • S. praecursor
  • S. productus
  • S. resistens
  • S. thomasi

ステタカントゥスは、絶滅した軟骨魚類デボン紀後期から石炭紀前期にかけて生息していたが、3億2320万年前頃に姿を消した。化石はヨーロッパ北アメリカで発見されている。なお、以前ステタカントゥス属のものとされていた、スコットランドから発見された完全な化石には後にアクモニスティオン英語版という別属が与えられた[1]

名前

名前の由来はギリシャ語で「胸」を意味する“steth”と「脊椎」または「とげ」を意味する“akanthos”である。この名前が指しているのは、雄が持つ特徴的な鉄床状の背びれとその上に存在するとげである[2]

脚注

  1. ^ Coates, M. I.; Sequeira, S. E. K. (2001-08-22). “A new stethacanthid chondrichthyan from the lower Carboniferous of Bearsden, Scotland” (英語). Journal of Vertebrate Paleontology 21 (3): 438–459. doi:10.1671/0272-4634(2001)021[0438:ANSCFT]2.0.CO;2. ISSN 0272-4634. http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1671/0272-4634%282001%29021%5B0438%3AANSCFT%5D2.0.CO%3B2. 
  2. ^ Zangerl, Rainer (1984). “On the microscopic anatomy and possible function of the spine-"brush" complex of Stethacanthus (Elasmobranchii: Symmoriida)”. Journal of Vertebrate Paleontology 4 (3): 372–378. doi:10.1080/02724634.1984.10012016. 



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