Spurriteとは? わかりやすく解説

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スパー石(Spurrite)

スパー石
岡山県川上郡備中町布賀
Ca5(SiO4)2(CO3) 標本の幅約3.1cm

青色をしたスパー石の標本です。
この産地では紫色をしたスパー石を産出することで有名ですが、
稀に青色をしたスパー石も見る事ができます

スパー石(Spurrite)

スパー石
岡山県川上郡備中町布賀
Ca5(SiO4)2(CO3) 標本の幅約5cm

純粋なスパー石は色が有りませんが、布賀のスパー石は美し
ラベンダー色をしているのが特徴です。

スパー石

(Spurrite から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 00:53 UTC 版)

スパー石 (―せき、Spurrite) は、高温スカルン鉱床という通常のスカルン鉱床よりも高温で石灰岩火成岩が反応してできた珍しい鉱床で産する珪酸塩鉱物1908年メキシコドゥランゴ州のTerneras鉱山で発見され、アメリカの地質学者Josiah Edward Spurr (1870-1950)にちなんで名付けられた。炭酸塩でもあるため塩酸などの酸で発泡するのが特徴だが、同じように酸で溶けるティレー石(Tilleyite)[1]などの鉱物と共産することが多いので注意が必要である。通常は白色から無色の塊状で、結晶は見られない。


  1. ^ Tilleyite, mindat.org
  2. ^ Hatrurim Formation, Negev desert, Israel, mindat.org, 2011年1月8日閲覧
  3. ^ 堀秀道著、「楽しい鉱物図鑑2」P.151、草思社1997年 ISBN 4794207530


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