Soyuz-Mとは? わかりやすく解説

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ソユーズ-M

(Soyuz-M から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/30 14:33 UTC 版)

ソユーズ-M
機能 打ち上げ機
製造 OKB-1
開発国 ソビエト連邦
大きさ
全高 50m
直径 10.3m
重量 300,000kg
段数 2段
積載量
LEOへの
ペイロード
6,600キログラム (15,000 lb)
関連するロケット
シリーズ R-7
打ち上げ実績
状態 退役
射場 プレセツク宇宙基地
総打ち上げ回数 8
成功 8
初打ち上げ 1971年12月27日
最終打ち上げ 1976年3月31日
特筆すべきペイロード ゼニット-4MT

ソユーズ-M(ロシア語: Союз-М)はソビエト連邦の使いきり型打ち上げ機GRAUインデックスでは11A511Mとされた。開発はOKB-1が行い、生産はサマーラ第一国家航空工場英語版が行っていた。

このロケットはもともと軍事用有人宇宙計画のソユーズ 7K-V1ロシア語版を打ち上げるため、ソビエト連邦軍向けに製造された。後にこの計画は中止されることになったが、同様の目的を持つソユーズ7K-S計画のためにロケットの開発は続けられた。しかしながら、この計画も最終的にはチェロメイOKB-52英語版の開発していたTKSに負けてキャンセルされ、ソユーズ-Mのさらなる開発は放棄され、製造されていたロケットは情報衛星の打ち上げのために再利用されることになった。

ソユーズ-Mの正確な詳細は知られていないが、後のソユーズUと類似する、2段式の初代ソユーズの派生型と考えられている[1]。ソユーズ 7K-Sのキャンセルの後、8基がゼニット-4MTの打ち上げに利用された[1]。初打ち上げは1971年12月27日に行われ、1976年3月31日に最後の打ち上げが行われた。打ち上げはすべてプレセツク宇宙基地で行われており、1回目は43/4射点が使われたとされるが、以降の打ち上げに使った発射施設は記録されていない。

  1. ^ a b Wade, Mark. “Soyuz”. Encyclopedia Astronautica. 2009年4月16日閲覧。



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