Silene gallicaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Silene gallicaの意味・解説 

マンテマ

(Silene gallica から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 15:23 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マンテマ
マンテマ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ナデシコ科 Caryophyllaceae
: マンテマ属 Silene
: シロバナマンテマ
S. gallica [1][2]
変種 : マンテマ
var. quinquevulnera
学名
Silene gallica L.
var. quinquevulnera (L.) W.D.J.Koch[3]
和名
マンテマ

マンテマ(学名: Silene gallica L. var. quinquevulnera (L.) W.D.J.Koch[3][* 1])は、ナデシコ科マンテマ属に属する草本の一種。ヨーロッパ原産の一年草で[2][* 2]、日本では江戸時代に観賞用に持ちこまれ後に逸出し野生化し、本州中部以南の河川敷、市街地、海岸などに見られる外来種となっている[2]

特徴

全体に開出毛と腺毛が密に生え[1]、茎は下部から分枝しやや横にはって、上部は直立し高さは 50 cm くらいになる[2][* 3]。葉は楕円形で、下部のものは先端の幅が広いへら形となり全縁で柄がなく対生し[2]、長さは 2-4 cm 幅は 0.5-1 cm となる[1]

花期は春から夏で[* 4]、茎の先端に直径 1cm の暗赤色で縁の白い 5 弁花を一方向に向けて着いた短い穂を出す[2]

基本種はシロバナマンテマSilene gallica L. var. gallica[1][2][4]、花弁の色は白色[1]から淡紅色[2]

脚注

注釈

  1. ^ 『日本の野生植物』 (1999)、p.44及び『日本帰化植物写真図鑑』 (2001)、p.45では、 Silene gallica L. var. quinquevulnera (L.) Rohrb. としている。
  2. ^ 『日本の野生植物』 (1999)、p.44では、越年草としている。
  3. ^ 『日本の野生植物』 (1999)、p.44では、20-50 cm としている。
  4. ^ 『日本の野生植物』 (1999)、p.44では、5-6 月としている。

出典

  1. ^ a b c d e 『日本の野生植物』 (1999)、p.44
  2. ^ a b c d e f g h 『日本帰化植物写真図鑑』 (2001)、p.45
  3. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “マンテマ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年3月21日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “シロバナマンテマ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年3月21日閲覧。

参考文献

  • 大場秀章 編著『植物分類表』アボック社、2010年4月、初版第2刷、pp. xx-xxi, 98。ISBN 978-4-900358-61-4

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Silene gallica」の関連用語

Silene gallicaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Silene gallicaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマンテマ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS