ショッツ線とは? わかりやすく解説

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ショッツ線

(Shotts Line から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:16 UTC 版)

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ショッツ線
ショッツ駅
概要
系統 ナショナル・レール
所在地 グラスゴー
サウス・ラナークシャー
サウス・ラナークシャー
ウェスト・ロージアン
エディンバラ
スコットランド
起終点 グラスゴー・セントラル
エディンバラ・ウェイヴァリー
運営
所有者 ネットワーク・レール
運営者 アベリオ・スコットレール
クロスカントリー(停車駅なし)
使用車両 156形
158形
385形
路線諸元
軌間 1,435 mm (4 ft 8 12 in)
テンプレートを表示
ショッツ線
グラスゴー・セントラル
セント・イノック
エアシャー・コースト線英語版
インヴァークライド線英語版ペイズリー・キャナル線英語版
 エグリントン・ストリート英語版
カスカート・サークル線英語版
グラスゴー・サウス・ウェスタン線英語版
セント・イノック駅英語版方面
グラスゴー・サウス・ウェスタン線英語版
アーガイル線英語版
ダルミュア英語版英語版方面
ウィフレット線英語版
キャンバスラング英語版英語版
カスカート・サークル線英語版
アーガイル線英語版
ラークホール英語版英語版方面
アディングストン英語版英語版
アディングストン信号所
ウェスト・コースト本線
グラスゴー - カーステアーズ - エディンバラ線英語版
ベルシル英語版英語版
アーガイル線英語版
マザーウェル英語版方面・ウィフレット英語版英語版方面
ホリータウン英語版英語版
アーガイル線英語版
ラナーク英語版方面
カーフィン英語版英語版
クレランド英語版英語版)(旧駅英語版
ウィショー・アンド・コルトネス鉄道英語版
ハートウッド英語版英語版
ウィルソンタウン・モーニングサイド
・アンド・コルトネス鉄道英語版
ショッツ英語版英語版
ウィルソンタウン・モーニングサイド
アンド・コルトネス鉄道
フォールドハウス英語版英語版
ウィルソンタウン・モーニングサイド
アンド・コルトネス鉄道
ブライヒ英語版英語版
ウェスト・カルダー・ループ
アディーウェル英語版英語版
ウェスト・カルダー英語版英語版
ウェスト・カルダー・ループ
 ニューパーク英語版
リヴィングストン・サウス英語版
ウェスト・コースト本線
グラスゴー - カーステアーズ - エディンバラ線英語版
ミッドカルダー信号所
カークニュートン英語版英語版
バレルノ線英語版
カリーヒル英語版英語版
ウェスターへイルズ英語版英語版
キングスノウ英語版英語版
バレルノ線
スレートフォード英語版英語版
エディンバラ - ダンブレイン線
エディンバラ - アバディーン線英語版
ファイフ・サークル線英語版ノース・クライド線
グラスゴー - フォルカーク - エディンバラ線英語版
エディンバラ・サバーバン線英語版(貨物専用)
 マーキストン英語版
グラントン支線
リース支線
英語版
ヘイマーケット英語版
 エディンバラ・プリンセス・ストリート英語版
エディンバラ・ウェイヴァリー
セント・アンドリュー・スクエア
ボーダーズ・レールウェイ
イースト・コースト本線

ショッツ線グラスゴー・セントラル駅エディンバラ・ウェイヴァリー駅ショッツ英語版を経由して結ぶイギリススコットランドの鉄道路線である。

グラスゴー・セントラルからアディンストン英語版まではウェスト・コースト本線と線路を共有しており、ミッドカルダー信号所でウェスト・コースト本線エディンバラ支線に合流する。2019年4月に全線の電化が完成した。

グラスゴー - エディンバラ間の鉄道路線はショッツ線を含めて5本存在するが、ショッツ線は所要時間がグラスゴー - フォルカーク - エディンバラ線英語版グラスゴー・クイーンストリート駅発着・フォルカーク経由)の約1.5倍であり、都市間連絡路線としてはあまり用いられていない。

歴史

路線の大部分は旧カレドニアン鉄道の路線であり、ヘイマーケット - エディンバラ・ウェイヴァリー間のみが旧ノース・ブリティッシュ鉄道であった。以下は構成部分の一覧である。

  • グラスゴー・セントラル駅
  • ポロック・アンド・ゴヴァン鉄道英語版 - エグリントン・ストリート・トンネル - ルサーグレン
  • クライズデール・ジャンクション鉄道英語版 - ルサーグレン - アディンストン
  • クレランド・アンド・ミッドカルダー線英語版 - アディンストン - カークニュートン
  • カレドニアン鉄道本線英語版 - カークニュートン - ヘイマーケット
  • エディンバラ・アンド・グラスゴー鉄道英語版 - ヘイマーケット - エディンバラ・ウェイヴァリー

1963年のビーチング報告書で廃止の危機に瀕したが免れ、1965年9月にエディンバラ・プリンセス・ストリート駅英語版が廃止されるとヘイマーケット駅及びエディンバラ・ウェイヴァリー駅に移行した[1]

グラスゴー・セントラル - ショッツ間はファースト・スコットレールに引き継がれるまでストラスクライド旅客輸送局英語版の路線であった。

電化

ショッツ線は2019年4月に全線の電化が完成した[2][3][4]。なお、以下の区間はウェスト・コースト本線およびアーガイル線英語版との共有の関係上以前から電化されていた。

  • グラスゴー・セントラル - ホリータウン - ウェスト・コースト本線・アーガイル線
  • カークニュートン - エディンバラ・ウェイヴァリー - ウェスト・コースト本線エディンバラ支線

ダイヤ

平日・土曜

各駅停車と急行列車が毎時1本ずつ、合計毎時2本運行される。急行列車の停車駅はグラスゴー・セントラル、べルシル、ショッツ、ウェスト・カルダー、リヴィングストン・サウス、ヘイマーケット、エディンバラ・ウェイヴァリーであり、所要時間は各駅停車に比べ33分短縮され65分となっている[5][6]

日曜

各駅停車が2時間に1本運転される。

クロスカントリー

貨物列車を除き、ほとんどの列車がスコットレールによって運行されるが、クロスカントリーの列車の一部もショッツ線を使用する。運転士の資格保持のための回送列車と工事迂回が中心であるが、土曜日に1本だけ定期営業列車が設定されている。なお、この列車はグラスゴー・セントラルからヘイマーケットまでノンストップであり、ショッツ線内では停車しない。

車両

旅客列車の大半は156形で運行されており、一部に158形が使用される。また、電化の完成に伴い、2019年4月23日から385形の使用が開始されたが、全列車の電車化には至っていない[7][8]。カーステアーズ経由の列車は380形で運行される。

貨物列車は主に66形によるけん引で運行される。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Addiewell and RailwaysAddiewell Heritage; Retrieved 2014-01-24
  2. ^ Shotts line electrification completed on time and on budget” (english). Network Rail Media Centre. 2019年4月23日閲覧。
  3. ^ Archived copy”. 2013年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月18日閲覧。
  4. ^ First mast up on Shotts Line electrification project”. 2017年12月13日閲覧。
  5. ^ http://www.scotrail.co.uk/sites/files/Ed%20Sub.web.pdf[リンク切れ]
  6. ^ Glasgow – Edinburgh via Shotts train times 15 December 2019 - 16 May 2020”. Scotrail. 2020年5月31日閲覧。
  7. ^ “The brand-new trains now making it electric on all five Edinburgh-Glasgow lines” (英語). www.scotsman.com. https://www.scotsman.com/news/transport/the-brand-new-trains-now-making-it-electric-on-all-five-edinburgh-glasgow-lines-1-4913302 2019年4月23日閲覧。 
  8. ^ @ScotRail (2019年4月23日). "Brand new #Class385 Express trains have arrived on our Edinburgh - Glasgow Central via Shotts route. #Trainsformation" (ツイート). Twitterより。 Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)



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