RPM
Red Hat Linuxをはじめとする多くのディストリビューションで利用されているパッケージ管理システムの形式、またはパッケージファイルの名称。
もともとはRed Hat Linuxで利用するために開発されたパッケージ形式だが、Red Hat Linuxを基礎としたディストリビューションが数多く存在することもあり、このフォーマットを利用しているディストリビューションは多数存在する。ただし、パッケージファイルが同じフォーマットであっても、あるディストリビューション用のRPMパッケージがほかのディストリビューションで利用できるとは限らないので注意が必要。
パッケージファイルにはコンパイル済みのバイナリファイルやシステムにインストールされるファイル、インストール/アンインストール時に動作するスクリプト、そのパッケージに含まれるソフトウェアを動作させるために必要となるパッケージの依存情報などが含まれている。依存するパッケージがインストールされていないと、そのパッケージをインストールすることができない仕組みになっている。
Red Hat LinuxにRPMが採用されたのは「Red Hat Linux 2」からで、当初は「Red Hat Package Manager」と呼ばれていたが、現在では「RPM Package Manager」となっている。
関連見出し
パッケージ管理システム
Red Hat Linux
関連URL
RPM(http://www.rpm.org/)

Weblioに収録されているすべての辞書からRP-Mを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

「RP-M」に関係したコラム
-
FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)のマルチタイムフレーム(Multi time frame、MTF)とは、1つのチャート画面に他の時間足のチャートを表示...
- RP-Mのページへのリンク