剛体
どんな力を加えても形状や大きさの変化しない仮想物体のこと。現実には存在しない物質であるが、解析を容易にするために物体を剛体として取り扱うことがある。塑性加工を取り扱う場合、初期の弾性変形はその後の塑性変形に比べて小さいため無視される。このような解析手法を剛塑性有限要素法という。
剛体
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 01:51 UTC 版)
剛体(ごうたい、英語: rigid body)とは、どのような力を加えても変形しない、想像上の物体である[1]。剛体の運動を扱う動力学は、剛体の力学(英語: rigid body dynamics)と呼ばれ、並進運動に関するニュートンの運動方程式と、回転に関するオイラーの運動方程式で記述できる。
- ^ 小項目事典, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “剛体(ゴウタイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年5月31日閲覧。
- ^ a b 中村 他『建築構造力学』 pp.9-10
- ^ 藤原『物理学序論としての力学』
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