QEMU/KVMドライバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 08:33 UTC 版)
「libvirt」の記事における「QEMU/KVMドライバ」の解説
libvirtのQEMUドライバは0.8.1以降のQEMUを管理することができる。そして、このドライバはQEMUコマンド書式で制御できるいずれの仮想機械にも適用できる。QEMU形式のVMには、KVMとXennerが含まれる。 利用する前に必要な条件は以下の通りである。 QEMU: ドライバは/usr/bin以下のqemu, qemu-system-x86_64, qemu-system-mips, qemu-system-mipsel, qemu-system-sparc, qemu-system-ppcの存在をチェックする。チェック結果は、XMLファイルのcapabilityの項目で見ることができる。 KVM: ドライバは/usr/bin/qemu-kvmコマンドと/dev/kvmのデバイスノードの存在をチェックする。もし両方存在すれば、ハードウェア支援機構前提のゲストドメインを使うことができる。 Xenner: ドライバは/usr/bin/xennerコマンドと/dev/kvmのデバイスノードの存在をチェックする。もし両方存在すれば、Xen準仮想化ドメインをKVMを用いて使うことができる。
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