偽陽性
【概要】 ある検査で本当は陰性であるのに、検査の特性から、陽性と判定されてしまうこと。検査によっては偽陽性か真の陽性かを確認検査法によってバックアップしなければならない。
【詳しく】 HIV抗体検査の場合、スクリーニング検査では、陽性の見落しをなくすために陽性の判定値を低く設定している。このため本当は陰性なのに検査上誤って陽性と判定される場合がある。HIV検査では確認検査によって、最終判定を行う。HIV抗体検査に偽陽性があることを知らないため、検査の結果をそのまま「陽性」と伝え、被検者にパニック状態に陥れる医師がいる。偽陽性の率は、その検査キットの特性、対象患者の背景によって異なる。

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