Petersenによる標識再捕獲法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 10:24 UTC 版)
「標識再捕獲法」の記事における「Petersenによる標識再捕獲法」の解説
最も基本的かつ単純なモデルである。閉鎖系(指定されたフィールドの個体数は標識再捕獲法の実地時間中に変動しない)で、個体が短時間に十分混じり合えるフィールドにおいて、個々の捕獲率に差が無い場合。再捕獲の回数は1回。 フィールドからM匹捕獲し、それらに標識をつけてフィールドに戻す。 二度目の捕獲(または発見)を行う。 再捕獲数(C)中、R匹に標識が付いていたとすると、 標識個体の数(M)/全個体数(N)=再捕獲された標識個体の数(R)/再捕獲された個体数(C) なので、 N = M C R {\displaystyle N={\frac {MC}{R}}} となる。 捕獲する個体数が多いほど、推測値と実測値との差は少なくなる。
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