POM_(漫画制作ソフト)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > POM_(漫画制作ソフト)の意味・解説 

POM (漫画制作ソフト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 06:40 UTC 版)

POM
開発元 小林由佳
最新版
(開発中)
対応OS (未公表)
種別 漫画制作ソフト
ライセンス (未公表)
テンプレートを表示

POMは、IPA未踏ユースに採択された開発中の漫画制作ソフト。本ソフトは一般的な漫画制作ソフトのようにペイントソフトから発展したものではなく、「漫画設計支援システム」と称しているようにCADソフト由来の漫画制作ソフトである。

概要

函館工業高等専門学校(未踏ユース採択当時)の小林由佳により開発中の漫画制作ソフト。本ソフト開発プロジェクトはIPA未踏ユース2004年度に採択され、開発者は「2004年度天才プログラマー/スーパークリエイター」に認定された。 ComicStudioなどの従来の漫画制作ソフトがペイントソフトとして、漫画作品の仕上げ機能の充実に注力しているのに対し、本ソフトはネーム作成など上流工程のサポートに特化した構成になっており、既存の商業漫画作品の統計データをもとにしたページ配分・自動コマ割り・構図の提案機能を備える。 2010年8月15日現在、このソフトのアイディアの一部をもとにしたマンガコミュニケーションシステムβ版がWebアプリとして開発者が所属する株式会社テクノフェイスより公開されている。

ソフトウェアの特徴

自動コマ割り

ページ配分や構図の提案を含めた自動コマ割りが本ソフトの中心となる機能で、そのバックには膨大な量の既存の商業漫画作品のページ配分などを集計したデータベースがある。このデータベースをもとに、シナリオにマッチした最適なコマ割りを自動的に作成することができる。ユーザーは、ジャンルごとに最適化されたコマ割りパターンを選択できる他、特定の作家のスタイルを模倣した作品を作ることもできる。

コマ単位の編集

自動レイアウトされたコマ割りをマニュアルで編集する機能が計画されている。ただしこれは補助的なもので、IPA未踏ユース2007年度第2期に採択されたマンガワープロとは主従が逆の関係になる。

作画機能

作画機能は備えていない。

特許・論文

ベースになっている技術の特許および論文が公開されている

外部リンク


「POM (漫画制作ソフト)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「POM_(漫画制作ソフト)」の関連用語

POM_(漫画制作ソフト)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



POM_(漫画制作ソフト)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPOM (漫画制作ソフト) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS