のうりん
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『のうりん』は、白鳥士郎による日本のライトノベル。イラストは切符が担当している。GA文庫（ソフトバンククリエイティブ→SBクリエイティブ）より2011年8月から刊行されている。第1回ラノベ好き書店員大賞にて1位を獲得している[2]。2015年9月時点でシリーズ累計発行部数は100万部を記録している[3]。
注釈
- ^ 生まれ育ちは愛生村（郡上郡相生村がモデル）だが、郡上弁ではなく、東濃弁に近い。これは製作側の事情としては、多治見出身の著者が、自分の出身地の方言を用いたため。作中の設定としては、田茂農林に通う生徒が東濃弁を使う者が多いために、それに染まってしまったとのこと（2014年2月24日付の著者のブログより）。
- ^ 作者の弁によれば設定の底にあるのは「とらドラ!」の恋ヶ窪ゆりで、誇張するべく年齢を10歳加算、さらに極端な性格に仕立てた。[要出典]
- ^ 正式名称は「All Natural Lifescience Bio B-type」で、その頭文字を取って「アナルBB」と呼ぶ。
- ^ a b テレビアニメでは割愛。
- ^ 設定画集では「単純所持」という不穏極まりない漢字四字の書かれたTシャツを着用した私服姿もある。
- ^ はせがわ機械が製造している。2014年現在は「与作III」にモデルチェンジしている。
- ^ 作中では「巨乳のアニメキャラのポスターを作って大炎上した」企画に絡んでいたことが示唆されており、本作のアニメ版ポスターをめぐる騒動（#テレビアニメを参照）を揶揄している。
- ^ 林太郎と同じ年に女子生徒（長谷川愛）が入学したものの、「男子校に入学した覚えはない」と書き置きを残して早々に転校している。
- ^ 作中の名前は、ソラー電機の子会社。現実の美濃加茂市では、ソニーの子会社のソニーイーエムシーエス（後のソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ）の工場が2013年に撤退している。
- ^ 原作には「奈比」「名津砂」「腰太」といった集落名が出てくる。
- ^ 明治になるまでは農民に名字がなかったため、集落名+名前が一般的に用いられた。たとえば、農の実家は「奈比のジロマ」。これは「奈比集落のジローさん家」という意味である。
- ^ ドラマCD版やテレビアニメ版における農の話す東濃弁は話者からの助言を得た正確なものであるのに対し、テレビアニメ版における郡上弁はイントネーションが異なり、取材不足が見られる。2014年9月5日付の作者のツイッターでの発言によれば、後にアニメのBD/DVD6巻発売に伴う書き下ろし小説執筆にあたり、方言の取材を行ったとのこと。
- ^ テレビアニメ版では村長と組合長（農協なのかは言及なし）が陰口を叩いた程度であり、深刻な軋轢は描かれていない。
- ^ 現実には、中濃地域の農協は複数回の合併を経てJAめぐみのとなっている。
- ^ 作中の描写から、農の父親が組合長を勤めた農協は、トマト販売の専門農協の可能性もある。
- ^ #その他の中井氏である。
- ^ 13巻のあとがきで『次の巻（すなわち、14巻）が最終巻』とコメントしているが、白鳥が『りゅうおうのおしごと!』の執筆に専念したこともあり、2023年現在も未完結状態が続いている。
- ^ a b ライブパートを含む。
- ^ a b ライブパート。
- ^ スカパー!（BS放送）、スカパー!プレミアムサービス、スカパー!プレミアムサービス光にて無料放送。
出典
- ^ 大橋崇行 / 山中智省『ライトノベル・フロントライン 2』青弓社、2016年5月16日、33頁。ISBN 978-4-7872-9234-6。
- ^ “「ラノベ好き書店員大賞」結果発表”. ラノベニュースオンライン (2012年4月10日). 2023年11月26日閲覧。
- ^ “シリーズ累計発行部数”. ラノベニュースオンライン 2022年12月8日閲覧。
- ^ “アニメ『のうりん』メインキャスト情報解禁！ 浅沼晋太郎さんはじめ、田村ゆかりさん、花澤香菜さんら豪華声優陣が集結!!”. アニメイトTV. アニメイトラボ (2013年4月1日). 2013年6月2日閲覧。
- ^ “ラノベ「のうりん」発売！ 農業高校ラブコメ、ロゴは「けいおん！」に酷似”. アキバ総研. カカクコム (2011年8月10日). 2015年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “のうりん”. アニメハック. 2023年5月29日閲覧。
- ^ 『このライトノベルがすごい！2012』宝島社、2011年12月3日、115頁。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- ^ 原作第4巻41ページより。
- ^ アニメでは1話で描写
- ^ a b “テレビアニメ『のうりん』より、木下林檎と中沢農のフィギュアが「BEACH QUEENS」シリーズに登場！ 2人がセットのスペシャルパッケージも発売決定！”. アニメイトタイムズ. (2014年9月7日) 2024年6月8日閲覧。
- ^ “ドラマCD「のうりん」の方言は…”. GA文庫×HOBiRECORDSドラマCD製作日記. ホビボックス (2012年3月16日). 2013年9月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “のうりん”. allcinema. 2023年6月2日閲覧。
- ^ 『関ケ原人間将棋(リハ)』前編 - ガンガンONLINE
- ^ 特別編 農林サッカー 2015年8月1日閲覧。
- ^ “のうりん”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 2”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 3”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 4”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 5”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 6”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 7”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 8”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 8 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 9”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 10”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 10 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 11”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 12”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん 13”. SBクリエイティブ. 2016年10月15日閲覧。
- ^ “のうりん 1”. スクウェア・エニックス. 2016年3月15日閲覧。
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- ^ “のうりん プチ 1”. スクウェア・エニックス. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん プチ 2”. スクウェア・エニックス. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん-野生- (1)”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “のうりん-野生- (2)”. SBクリエイティブ. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “美濃加茂市長 応援コメント”. ニコニコ動画. ニワンゴ (2013年7月29日). 2013年9月17日閲覧。
- ^ “加茂農林高モデルの「のうりん」 アニメ第1話を上映”. 岐阜新聞 Web. 岐阜新聞社 (2013年12月22日). 2013年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月23日閲覧。
- ^ 高橋克則 (2013年4月2日). “「のうりん」がアニメ化、農業高校舞台のライトノベル、声優に浅沼晋太郎、田村ゆかりら”. アニメ!アニメ!. イード. 2014年1月29日閲覧。
- ^ “胸元強調アニメポスター批判相次ぎ撤去 岐阜・美濃加茂”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2015年12月1日). 2015年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月1日閲覧。
- ^ “胸元強調キャラ、主役退く 観光協会ポスター新デザイン”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2015年12月7日). 2015年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月7日閲覧。
- ^ “【続報！】8月31日は野菜の日！「のうりん」コラボイベント開催のお知らせ”. FC岐阜オフィシャルサイト. FC岐阜 (2014年7月31日). 2016年12月21日閲覧。
- ^ “【アニ×サカ!!第3戦】5月31日水戸戦のうりんコラボマッチ開催のお知らせ”. FC岐阜オフィシャルサイト. FC岐阜 (2015年5月7日). 2016年12月21日閲覧。
- ^ “【アニ×サカ!!】3月26日水戸戦のうりんコラボマッチ開催のお知らせ（更新）”. FC岐阜オフィシャルサイト. FC岐阜 (2016年3月24日). 2016年12月21日閲覧。
- ^ “アニメ「のうりん」のコラボポスターで批判を受けた美濃加茂市 公式サイトに謝罪文を掲載”. ねとらぼ (2015年12月4日). 2020年11月4日閲覧。
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