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Nacs末広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/08 05:35 UTC 版)

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Nacs末広
情報
用途 ホテル、店舗
設計者 北野建設一級建築士事務所[1]
施工 北野建設[1]
管理運営 株式会社末広町ビルディング 
構造形式 鉄骨構造[2]
敷地面積 1,157 m² [2]
建築面積 983 m² [2]建蔽率85%)
延床面積 7,178 m² [2]容積率620%)
階数 地上11階、地下1階
高さ 42.3m[2]
着工 2009年5月
竣工 2010年7月
所在地 380-0825
長野県長野市末広町1356
座標 北緯36度38分38.38秒 東経138度11分12.2秒 / 北緯36.6439944度 東経138.186722度 / 36.6439944; 138.186722座標: 北緯36度38分38.38秒 東経138度11分12.2秒 / 北緯36.6439944度 東経138.186722度 / 36.6439944; 138.186722
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Nacs末広(ナックスすえひろ)は長野県長野市末広町にある建築物である。

歴史

1974年度、長野駅善光寺口前の一角が長野市初の再開発地区「長野駅前A地区」として都市計画決定した。その後長期にわたり事業化が進まない状態が続いたが、長野オリンピックを3年後に控えた1995年に一部分で事業化の動きが出たため、A地区をA-1地区~A-3地区に3分割した[2]。A-2地区には1997年に書店(のちに退店)やオフィスからなるウェストプラザ長野、A-1地区には2006年度に分譲住宅や飲食店・業務施設からなる「A-One City」が竣工した[3]。A-3地区は1996年から地権者による検討が進められ、2008年に再開発組合設立。2009年1月より既存建物の除却、同年5月より本体工事に着手し、2010年7月に「Nacs末広」が竣工[2]。8月26日に近隣のビルよりホテルサンルート長野が移転オープン、1~4階の飲食店を中心とした店舗も11月までに順次オープンした[4]

建築

地上11階・地下1階建で、5~11階はホテルサンルート長野、1~4階は飲食店やカラオケ店、コンビニエンスストア、長電高速バス案内所を中心としたテナントが入る[5]。ホテルサンルート長野は近隣の長野NCビルから移転したもので、同ビルにはその後長野東急REIホテルが入居している。

前面の歩道は広めにとり、隣接するウェストプラザ長野とは外壁の色調や高さを揃えて調和を持たせた。屋上緑化太陽光発電など、環境に配慮した設備も備える[6][2]。2015年3月には本ビル2階からウェストプラザを経由してJR長野駅に直結するペデストリアンデッキが完成した[7]

脚注

  1. ^ a b 納入実績 長野駅A‐3地区(Nacs末広)”. 宮入鉄工所. 2017年7月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 長野駅前A-3地区 (PDF)”. 長野県建設部都市・まちづくり課. 2017年6月25日閲覧。
  3. ^ 市街地再開発事業の実績一覧”. 長野市市街地整備課 (2016年1月7日). 2017年6月25日閲覧。
  4. ^ 日本不動産研究所 長野支所にっぽん「地価一番」物語 ~全国の中心市街地はいま~ 第31回 長野」『住宅新報』2010年11月9日、 16頁。
  5. ^ フロアガイド”. Nacs末広. 2017年7月2日閲覧。
  6. ^ 長野駅前A-3地区再開発Nacs末広”. 株式会社エーシーエ設計. 2017年7月2日閲覧。
  7. ^ 長野駅善光寺口駅前広場の整備”. 長野市都市政策課 (2016年4月7日). 2017年7月2日閲覧。

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