MOA-2011-BLG-293Lb

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MOA-2011-BLG-293Lb

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/28 19:13 UTC 版)

MOA-2011-BLG-293Lb
星座	いて座
分類	太陽系外惑星
発見
発見日	2012年1月4日
発見者	MOAプロジェクト
発見方法	重力マイクロレンズ法
軌道要素と性質
軌道長半径 (a)	1 ± 0.1 AU[1][2] 3.5 ± 0.5 AU[2]
MOA-2011-BLG-293Lの惑星
位置 元期:J2000.0[3]
赤経 (RA, α)	17h 55m 39s[3]
赤緯 (Dec, δ)	−28° 28′ 37″[3]
距離	23320 ± 2120 光年 (7150 ± 650 pc[1])
物理的性質
質量	2.4 +1.4 −0.9 MJ[1][2]
■Template （■ノート ■解説） ■Project

MOA-2011-BLG-293Lbは、MOA-2011-BLG-293Lの周りを公転する太陽系外惑星である。

概要

MOA-2011-BLG-293Lbは、地球から23320光年(7150pc)離れた位置にある。これは2012年現在、最も遠くにある太陽系外惑星である^{[1][注釈 1]}。太陽系外惑星の多くは地球から300光年以内にあり、1万光年より遠くにあるとされる惑星は、760個を超える惑星の中で14個しか発見されていない^[4]。

MOA-2011-BLG-293Lbは重力マイクロレンズ法で観測されたため、惑星に関する多くの情報が不明である。親星であるMOA-2011-BLG-293Lでさえ、詳しいデータはほとんどない。ただし、惑星の質量は恐らく木星型惑星の数値である事は、重力マイクロレンズ効果から分かっている。

関連項目

• 極端な太陽系外惑星の一覧
• Microlensing Observations in Astrophysics

注釈

1. ^ SWEEPS-04およびSWEEPS-11は27720光年離れている可能性がある。また、78億光年離れたQ0957+561で発生した重力レンズ効果は、惑星によるものである可能性がある。

出典

1. ^ ^{a b c d} MOA-2011-BLG-293L b - Extrasolar Planets Encyclopaedia
2. ^ ^{a b c} MOA-2011-BLG-293Lb: A testbed for pure survey microlensing planet detections arXiv
3. ^ ^{a b c} MOA-2011-BLG-293L - SIMBAD
4. ^ Interactive Extra-solar Planets Catalog 距離降順 Extrasolar Planets Encyclopaedia

座標: 17^h 55^m 39^s, −28° 28′ 37″