M1915/16 400mm列車榴弾砲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 08:59 UTC 版)
| M1915/16 400mm列車榴弾砲 | |
|---|---|
|  | |
| 種類 | 列車砲 | 
| 原開発国 |  フランス | 
| 運用史 | |
| 配備期間 | 1915~ | 
| 配備先 |  フランス  ナチス・ドイツ | 
| 関連戦争・紛争 | 第一次世界大戦、第二次世界大戦 | 
| 開発史 | |
| 開発期間 | 1915年 | 
| 諸元 | |
| 重量 | 140 t | 
| 銃身長 | 砲身長 10,600 mm(26.6口径) | 
|  | |
| 砲弾 | (重量弾)900kg (軽量弾)641kg | 
| 口径 | 400 mm | 
| 仰角 | ~+65度 | 
| 旋回角 | 12度 | 
| 初速 | (軽量弾)530 m/s | 
| 最大射程 | (軽量弾)16,000 m | 
M1915/16 400mm列車榴弾砲は、フランスの列車砲。
概要
 
   本砲は1915年に開発され、前部6軸ボギー台車、後部4軸ボギー台車で支えられた車台上に26.6口径の400mm榴弾砲を搭載していた。
射撃は仰角45度~65度で行われ、射程は15,000~16,000m、発射速度は5分に1発であった。
10両が製造されて第二次世界大戦時にも配備されており、1940年には8両がドイツ国防軍に捕獲され、40cm H(E)752(f)の名称が付けられた。ドイツ国防軍では、このうち2両を予備とし、残り6両を第693(E)列車砲中隊と第696(E)列車砲中隊に分配して使用。
1943年には一部がレニングラード包囲戦にも参加し、砲撃を行った。
関連項目
参考文献
- グランドパワー 2003年3月号 ガリレオ出版
- PANZER 1993年1月号 サンデーアート社
- ドイツ兵器名鑑1939~45 陸上編 株式会社コーエー
固有名詞の分類
| フランス陸軍の火砲 | M1915/16 400mm列車榴弾砲 M1897 75mm野砲 12インチ グリボーバル臼砲 M50 155mm榴弾砲 オチキス 25mm対戦車砲 | 
| 列車砲 | 80cm列車砲 M1915/16 400mm列車榴弾砲 クルップK5 BL 18インチ列車榴弾砲 パリ砲 | 
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