Lothalとは? わかりやすく解説

ロータル【Lothal】

読み方:ろーたる

インド西部グジャラート州にあるインダス文明都城遺跡アーメダバードの南約80キロメートル、サバルマティー川沿い位置する日干し煉瓦(れんが)を積んだ城壁囲まれ工房倉庫沐浴場、井戸などの遺構がある。


ロータル

(Lothal から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/07 16:11 UTC 版)

座標: 北緯22度31分17秒 東経72度14分58秒 / 北緯22.52139度 東経72.24944度 / 22.52139; 72.24944

ロータル遺跡の「ドック」

ロータル(Lothal, लोथल) は、グジャラート州アフマダーバード南方80km、サウラシュートラ地域(カーティヤーワール半島)の南側の付け根に位置するインダス文明都市遺跡。1954~63年にR・S・ラーオ (Shikaripura Ranganatha Rao) によって発掘調査が行われた。

インダス文明最盛期から後期に至る遺跡で、C14法で紀元前2600年~1800年頃に機能していたと考えられている。面積は、7.1haほどである。都市全体がほぼ正方形の厚い周壁に囲まれ、基壇上に築かれた「穀物蔵」や「沐浴」施設が設けられた「城塞」と呼ばれている施設が南東部分を占める。「城塞」よりも低い「市街地」には計画的に配された街路に沿って家屋が連なり、ビーズの工房跡や火を用いた「祭祀」跡が確認された。「市街地」の西方には墓地があり、男女を合葬した例が見られるのが注目される。

インダス川流域図とロータルの位置

また「市街地」の東側の壁に隣接して「ドック」と呼ばれる、219m×37m、深さ4.5mのレンガ造りの巨大なプール様の施設が確認されている。ドックは、運河で近くを流れるサーバルマティー川英語版につなげられていることから、メソポタミアとの交易のための船の引き込み用施設、港湾施設ではないかと考えられたが、構造上無理があるという指摘もあり、貯水槽と考える研究者もいる。

参考文献

  • 宮内崇裕・奥野淳一「海岸線環境の変化と湾岸都市の盛衰」(長田俊樹編 『インダス 南アジア基層世界を探る』)京都大学学術出版会、2013年。

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