Lactobionic acidとは? わかりやすく解説

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ラクトビオン酸

分子式C12H22O12
その他の名称ラクトビオン酸、Lactobionic acid、4-O-β-D-Galactopyranosyl-D-gluconic acid、4-O-(β-D-Galactopyranosyl)-D-gluco-hexonic acid、4-O-(β-D-Galactopyranosyl)-D-gluconic acid
体系名:4-O-β-D-ガラクトピラノシル-D-グルコン酸、4-O-(β-D-ガラクトピラノシル)-D-gluco-ヘキソン酸、4-O-(β-D-ガラクトピラノシル)-D-グルコン酸


ラクトビオン酸

(Lactobionic acid から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/11 16:02 UTC 版)

ラクトビオン酸[1]
識別情報
CAS登録番号 96-82-2
PubChem 16219560
特性
化学式 C12H22O12
モル質量 358.29588 g/mol
外観 シロップ状
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ラクトビオン酸(Lactobionic acid:LacA)は、グルコン酸ガラクトースからなる二糖および糖酸である。4-O-β-ガラクトピラノシル-D-グルコン酸(4-O-β-galactopyranosyl-D-gluconic acid)ともいう。ラクトビオン酸のアニオン型はラクトビオナート(lactobionate)として知られる。

ラクトビオン酸塩

糖酸の一つであり、カルシウムカリウムナトリウム亜鉛などの無機カチオンを作る。ラクトビオン酸カルシウムは安定剤として食品に添加されている。ラクトビオン酸カリウムは浸透圧支持と細胞膨張の防止の為に作られたViaspanのような臓器保存溶液に付加される。また、ラクトビオン酸無機塩は無機物の補給にも使われる。

用途

ラクトビオン酸は酸化防止剤として化粧品産業で使われ[2]製薬産業ではラクトビオン酸エリスロマイシンのような塩の形成に使われる。

脚注

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  1. ^ Merck Index, 11th Edition, 5219
  2. ^ Lactobionic Acid - a Novel Polyhydroxy Bionic Acid for Skincare

外部リンク



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