LRO / エルクロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 04:07 UTC 版)
NASAは、将来の有人探査に備えた予備的な無人ミッションとして、2009年6月18日にルナー・リコネサンス・オービター (LRO) とエルクロスを打ち上げた。10月9日、両探査機の打ち上げに使用されたセントールロケット(重量2.4トン)が時速9,000kmで月の南極近くにあるカベウスクレーターに衝突した。エルクロスは月面の水の存在について証拠を掴むため、この衝突により舞い上がった塵を観測し、約4分後には自らも月面に衝突した。LROは月の周回軌道に乗り、高い解像度で月面を撮影し続けている。 11月13日、NASAは衝突時に噴出された物質から水が検出されたことを発表した。
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