LC反結合発振回路(高周波)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 21:07 UTC 版)
「発振回路」の記事における「LC反結合発振回路(高周波)」の解説
L(コイル)とC(コンデンサ)で構成されるLC回路を用いて帰還するものである。出力を逆位相で入力に帰還する(結合の位相が反対)ことから、この名称がある。 ハートレー発振回路(Hartley oscillator): コイル2個、コンデンサ1個で構成 コルピッツ発振回路(Colpitts oscillator): コイル1個、コンデンサ2個で構成、実際にはコイルと直列にコンデンサを挿入して安定度を向上することが多く、この変形はクラップ発振回路(Clapp oscillator)と呼ばれる。クラップ発振回路はC/Nに優れており、無線機に要求される非常に厳しいC/Nを満たすことが出来るため、バイポーラトランジスタを使ってディスクリートで構成される無線機用VCOの原型の回路になっている。 クラップ発振回路 ハートレー発振回路
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