幸島
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幸島(こうじま、こうしま)は、宮崎県串間市東部、石波海岸から400m沖合いにある島[1]。周囲約4キロメートル[1]、標高113m。野生のニホンザルが棲息することから猿島とも言われ、大分県の高崎山自然動物園と共に、ニホンザル地の研究で知られている。中でも海水でイモを洗うサルは非常に有名である。無人島であるが、島内には京都大学が霊長類を研究する幸島観察所が設けられており、研究員が常駐している[2]。
- ^ a b 幸島(串間市)こうじま(くしまし)「文化を持つサル」といわれる野生猿が多く生息する無人島 宮崎市観光サイト(2021年11月27日閲覧)
- ^ a b c d e f 【時を訪ねて 1948】サル学の始まり:幸島(宮崎県)イモ洗いに「文化」目撃『北海道新聞』日曜朝刊別刷り2020年1月19日1-2面
- ^ 幸島サル生息地(こうじま さる せいそくち) みやざき文化財情報、宮崎県
- ^ https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/koshima_st/index_e.htm Koshima Field Station, Wildlife Research Center, Kyoto University
- ^ 例として、Craniometry of Adult Male Japanese Macaques from the Yakushima, Koshima and Kinkazan Islands Toshio MOURI, Takeshi NISHIMURA, 2002 Volume 18 Issue 1 Pages 43-47, Primate Research
- ^ 三戸サツヱ、わたしの孫は100ぴきのサル、ISBN 4-05-102995-6、学習研究社、1989-07-26初版発行、この書籍は小学生向けのものであり、全ての漢字にふりがなが振られている。
- ^ 三戸サツヱ、サルたちの遺言 宮崎幸島・サルと私の六十五年、表紙及び3ページの「幸島」に振られたふりがな、ISBN 978-4-396-62088-2、祥伝社、2012-04-20初版第1刷発行
- ^ a b “幸島猿“逃亡”の恐れ 砂堆積、もうすぐ陸続き?”. 宮崎日日新聞. (2017年3月16日) 2017年3月17日閲覧。
- ^ “ほぼ陸続き、島外に出る恐れ 幸島の猿監視スタート”. 宮崎日日新聞. (2017年4月11日) 2017年4月15日閲覧。
- 1 幸島とは
- 2 幸島の概要
- 3 読み
- 4 島外へのサル逃亡の懸念
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