ジョー・サリヴァンとは? わかりやすく解説

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ジョー・サリヴァン

(Joe Sullivan から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/09 01:47 UTC 版)

ジョー・サリヴァン
Joe Sullivan
ジョー・サリヴァン(1947年)
基本情報
出生名 Michael Joseph O'Sullivan
生誕 (1906-11-04) 1906年11月4日
出身地 アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
死没 (1971-10-13) 1971年10月13日(64歳没)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 ピアノ
活動期間 1924年 - 1971年

ジョー・サリヴァンJoe Sullivan1906年11月4日 - 1971年10月13日[1]は、アメリカジャズピアニスト

略歴

サリヴァンはアイルランド移民の両親の9番目の子供として生まれた。12年間クラシックピアノを学び、17歳で無声映画館やラジオ局、そしてダンス・オーケストラでポピュラー音楽を演奏し始め、そこでジャズに触れた。シカゴ音楽院を卒業し、1920年代のシカゴ・ジャズ界に大きく貢献した[1] 。サリヴァンのレコーディング・キャリアは、1927年末、マッケンジー・アンド・コンドンズ・シカゴアンズに加入したことから始まった[2]。彼の周囲には、ジミー・マクパートランド、フランク・テシェマッハー、バド・フリーマン、ジム・ラニガン、ジーン・クルーパといったミュージシャンがいた[3]。1932年には、レコーディング・グループ「ザ・リズムメーカーズ」のメンバーとして活躍。1933年には、ビング・クロスビーの伴奏者として参加し、数多くのレコーディングやラジオ放送に参加した[1]

1936年にサリヴァンは結核に罹患。1937年、カリフォルニア州モンロビアの療養所で療養中だった時に、クロスビーが、1937年5月23日にロサンゼルスのパン・パシフィック・オーディトリアムにおいて、6000人の観客の前で5時間に及ぶサリヴァンのための慈善コンサートを企画・開催した。このコンサートは2つのラジオ局で放送され、14のバンド(ウディ・ハーマン、レイ・ノーブル、ジミー・ドーシー、ジミー・グリア、ルイ・プリマ、ハリー・オーウェンズ、ヴィクター・ヤングらが率いるバンドを含む)が参加したほか、コニー・ボズウェルジョニー・マーサー、レッド・ノーヴォ、エラ・ローガンらが出演した。サリヴァンのために約3,000ドルが集まった。

2年間結核に苦しんだ後、1​​938年にビング・クロスビー、1939年にボブ・クロスビー楽団に短期間ながら復帰した[1]。1940年にはジョー・サリヴァンのカフェ・ソサエティ・オーケストラを率いて「I've Got a Crush on You」でマイナーヒットを飛ばした[4]

1950年代になると、サリヴァンはサンフランシスコでソロ活動を続けていたが、ほとんど忘れ去られた存在となった[2]。結婚生活の不和と過度の飲酒によって、サリヴァンは次第に信頼を失っていき、バンドメンバーとしてもソリストとしても安定した仕事を得ることができなくなっていった[2]。1963年、サリヴァンは旧友のジャックとチャーリー・ティーガーデン、そしてピー・ウィー・ラッセルと再会し、モントレー・ジャズ・フェスティバルで演奏した[5]

イギリスの詩人(兼ジャズ・ピアニスト)ロイ・フィッシャーは、サリヴァンの演奏を称え、「The Thing About Joe Sullivan」という詩を書いた[6]

ジョー・サリヴァンは、1971年10月に64歳でサンフランシスコにて亡くなった[1]

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • Gin Mill Blues (1933年、Columbia)
  • Little Rock Getaway (1935年、Decca)
  • Forevermore (1941年、Commodore)
  • Jazz, Vol. 9: Piano (1953年、Folkways)
  • Hangover Blues (1953年、Brunswick)
  • New Solos by an Old Master (1953年、Riverside)
  • Joe Sullivan Plays Fats Waller (1954年、Philips)
  • Mr. Piano Man (1956年、Down Home)
  • 『シカゴ・ジャズ オールスターズの競演』 - Chicago And All That Jazz! (1961年、Verve) ※with エディ・コンドン、バド・フリーマン、ボブ・ハガートジーン・クルーパ、ジミー・マクパートランド、ピー・ウィー・ラッセル、ジャック・ティーガーデン
  • The Asch Recordings, 1939 to 1947 - Vol. 1: Blues, Gospel, and Jazz (1966年、Folkways)
  • The Musical Moods of Joe Sullivan: Piano (1973年、Folkways)[7]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Who's Who of Jazz (First ed.). Guinness Publishing. p. 379. ISBN 0-85112-580-8 
  2. ^ a b c Joe Sullivan”. AllMusic. 2021年8月2日閲覧。
  3. ^ Red Hot Jazz Archive”. Syncopatedtimes.com. 2020年7月15日閲覧。
  4. ^ Whitburn, Joel (1986). Joel Whitburn's Pop Memories 1890-1954. Wisconsin, USA: Record Research Inc. p. 416. ISBN 0-89820-083-0. https://archive.org/details/joelwpopmemories00whit/page/416 
  5. ^ Joe Sullivan”. Exhibits.stanford.edu (2018年6月2日). 2021年8月2日閲覧。
  6. ^ The Thing about Joe Sullivan by Roy Fisher”. Poetryfoundation.org (2021年8月2日). 2021年8月2日閲覧。
  7. ^ Joe Sullivan | Album Discography”. AllMusic. 2021年8月2日閲覧。

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