JavaOneとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > JavaOneの意味・解説 

JavaOne

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 17:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
2004年のJavaOne参加者が、各自の思い描くJavaの未来を書いたホワイトボード

JavaOne は、1996年から毎年サン・マイクロシステムズが開催しているJavaに関する会議。主に開発者が参加する。サンフランシスコのモスコーニセンターで、毎年4月から6月、通常日曜日から金曜日の日程で開催。日中は様々なテーマでテクニカルセッションが行われる。夜になると、モスコーニセンターと周辺のホテルで、非公式のセッション(Birds of Feather)が行われる。BoFセッションではJavaテクノロジの特定の観点に集中した議論が展開される。

テクニカルセッション、基調講演、展示会、BoFセッションに参加するには入場パスが必要で、だいたい1795ドルから1995ドルである。

1999年のJavaOneでは、ジョン・ゲージ主催のイベント(いわゆるハッカソン)が行われた。新しい Palm V 向けに、赤外線ポートで他のPalmと通信するJavaプログラムを書き、それをインターネットに登録するという競技である。

CommunityOne

2007年、関連する1日限りのイベント CommunityOne が開催されるようになった。これは、FLOSSコミュニティ全般に関するイベントである。2008年には5月5日に2回目の CommunityOne が開催された。

2009年、CommunityOne はニューヨーク(CommunityOne East、3月18、19日)、オスロ(CommunityOne North、4月15日)と拡大開催された。さらに CommunityOne West は従来通り JavaOne と同時開催された(6月1 - 3日、サンフランシスコのモスコーニセンター)。

CommunityOne の主題はオープンソースのイノベーションと実装である。例えば2009年はクラウドコンピューティングSNSRIA、Webプラットフォーム、サーバサイドプラットフォーム(SOAなど)、モバイル向け開発、OS(性能、仮想化など)、フリーとオープンソースといったテーマで講演や会議が行われた。

初日のメインの会議だけは入場無料である。

Show Device

Javaリング

毎年、1つのハードウェア機器が Show Device に選ばれる。市場に出回る前の製品だったり、大幅な値引きがされている。

日本でのJavaOne

JavaOneは日本でも開催されることがある。

  • 2001年: パシフィコ横浜 DoCoMoのiModeの始まりを受け、日本市場に注目が集まった
  • 2002年: パシフィコ横浜
  • 2005年: 東京国際フォーラム
  • 2012年: 六本木アカデミーヒルズ

脚注

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からJavaOneを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からJavaOneを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からJavaOne を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JavaOne」の関連用語

JavaOneのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JavaOneのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJavaOne (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS