JW10とは? わかりやすく解説

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JW-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 03:40 UTC 版)

JW-10(ジェイダブリュー・テン)は、1978年(昭和53年)9月26日に日本東京芝浦電気(以下、東芝)が発表し、翌年2月に出荷開始した世界初の日本語ワードプロセッサである[1]。「TOSWORD JW-10」という表記がなされることもあるが[2]、JW-10の段階ではまだ「TOSWORD」の愛称をもたなかった。東芝製の業務用ワープロに「TOSWORD」の愛称が冠せられたのは後年である[3]


  1. ^ 情報処理学会コンピュータ博物館:日本のコンピュータ:日本語ワードプロセッサ:東芝:JW-10」. 2022年1月7日閲覧
  2. ^ 情報処理学会コンピュータ博物館:ライブラリ:実物の所在地情報[リンク切れ] 情報処理学会。(閲覧:2007年11月17日。
  3. ^ 天野真家・森健一漢字・日本語処理技術の発展:日本語ワードプロセッサの誕生とその歴史」、1218頁
  4. ^ Toshiba Clip | なぜ漢字は正しく変換できる? 今日に生きる日本語入力技術のルーツ(2016年9月21日). 2022年1月7日閲覧
  5. ^ 天野真家・森健一漢字・日本語処理技術の発展:日本語ワードプロセッサの誕生とその歴史」、1224頁
  6. ^ 日本語ワープロ開発の極秘メモを暴露!?----立教大学・産業関係研究所シンポジウムから. ASCII.jp(1999年1月8日). 2022年1月7日閲覧
  7. ^ 湘南工科大学天野研究室「プロジェクトX物語 3:日本語ワードプロセッサの世界[リンク切れ] 湘南工科大学。(閲覧:2007年11月17日。)
  8. ^ a b 日本語ワープロを開発した森健一さん - ウェイバックマシン(2007年9月22日アーカイブ分)
  9. ^ 山崎銀蔵 (1996年). “TOSHIBA REVIEW(B01 '96.5.17) 情報家電の主役を目ざす東芝ワープロ”. 東芝. 2019年3月3日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ 情報処理学会歴史特別委員会『日本のコンピュータ史』131頁 , オーム社
  11. ^ 一般社団法人 日本記念日協会”. 2019年3月3日閲覧。 “1978年9月26日に世界初の日本語ワープロが東芝から発売されたことにちなんで、ワープロ愛好家らによって生まれた記念日。”
  12. ^ a b c d 関口和一『パソコン革命の旗手たち』日本経済新聞社、2000年3月6日、97-103頁。ISBN 4-532-16331-5 
  13. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、7頁
  14. ^ 明治大学リバティ・アカデミー マーケティング戦略ゼミナール (2005年1月19日). “日本語ワードプロセッサ(技術の革新と商品の寿命)” (PDF). アクトMT. 2019年3月1日閲覧。
  15. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、14頁
  16. ^ 天野真家「車上技術史 - 武田さんのこと」より
  17. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、32-36頁
  18. ^ a b 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、36-37頁
  19. ^ 天野真家「車上技術史
  20. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、40頁
  21. ^ 天野真家,河田勉: かな漢字変換における局所意味分析, 昭和55年電子通信学会総合全国大会5-217, 1980
  22. ^ 天野真家・森健一 漢字・日本語処理技術の発展:日本語ワードプロセッサの誕生とその歴史 1220頁
  23. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』31頁
  24. ^ 天野真家「車上技術史 - エディタ」より
  25. ^ 森健一・八木橋利昭『日本語ワープロの誕生』、40-47頁
  26. ^ 平成14年度業績賞の表彰」より
  27. ^ 東芝ニュースリリース
  28. ^ 天野真家「車上の技術史 - プレスリリース」より
  29. ^ ワープロ変換 発明対価643万円 地裁、東芝に支払い命令 - 2011年4月8日 日本経済新聞





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