Inhibitory Concentrationとは? わかりやすく解説

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IC

IC, Inhibitory Concentration

【概要】 HIVのように、ある微生物増殖するのを抑えるために必要な薬剤濃度のこと。表現型耐性検査で使う用語。試験管の中で微生物増殖する実験状態を作り濃度段階的に増やしていく。まったく阻止できない濃度は0%、100%完璧に抑えられる濃度がある。普通比較しやすいのは半分ほど抑えられる濃度を示すIC50や、90%阻止濃度を示すIC90である。 

応用】 元々のHIVがある抗HIV薬でのIC90が1μg/mLであったとする。抗HIV薬飲んでしばらくして得られHIVのIC90がμg/mLであっても血液細胞内の濃度が5μg/mL以上を維持できるなら、このHIV薬剤耐性ではないだろう。ところがIC90が20μg/mLになってしまったら、もはや抑えきれないHIV変わった、つまり表現型検査薬剤耐性になったということができる。

《参照》 薬物血中濃度薬剤耐性表現型耐性検査




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