H5N1型鳥インフルエンザウィルス
鳥インフルエンザウィルスの亜型の一種。強毒性鳥インフルエンザウィルスとして知られる。
ズーノーシスやパンデミックなどの文脈で危惧の対象となる鳥インフルエンザウィルスは、このH5N1型鳥インフルエンザウィルスであることが多い。厚生労働省の報告によれば、2003年11月から2013年3月までの約10年間で、WHOが確認しているだけでも600名以上の感染・発症者がおり、うち370人以上が死亡しているという。
2013年3月には、弱毒性で人間に感染する危険度も比較的低いと見られてきた「H7N9型鳥インフルエンザウィルス」が人間に感染して死亡に至ったと、中国において世界で初めて報告された。4月8日現在までに、中国ではH7N9型による死者は7名に上っており、H5N1型と合わせて脅威となりつつある。
関連サイト:
鳥インフルエンザ(H5N1)とは? - 厚生労働省
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