German auxiliary cruiser Orionとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > German auxiliary cruiser Orionの意味・解説 

オリオン (仮装巡洋艦)

(German auxiliary cruiser Orion から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:23 UTC 版)

オリオン (Orion) は、第二次世界大戦通商破壊戦を遂行したドイツ仮装巡洋艦。1930/31年に竣工した貨物船「Kurmark」を改装して1939年12月9日に就役。「オリオン」は最初に仮装巡洋艦に改造された商船の1隻である。通商破壊船1号 (Handelstörkreuzer 1) と名づけられて、1940年4月6日ドイツを出発し中立国の船を装いホーン岬を回って太平洋に入った。英海軍は同船を Raider-A (襲撃艦 A)とマークして探索した。「オリオン」はオークランド港沖に機雷原を設置し、ナウル沖で仮装巡洋艦「コメート」と共に数隻の敵船を沈めた。1941年8月23日ボルドーに帰還した。この間7隻の商船を沈めた。その後「Hektor」と改名され、海軍砲術学校の練習艦として使用され、1945年1月再び「オリオン」となり、迫るソ連軍から逃れるオストプロイセンの避難民をバルト海からドイツ西部に運んだ。1945年5月4日「オリオン」は爆撃を受けて沈没し、乗船していた4000名のうち生存者は150名のみであった。船体は1952年スクラップにされた。




「オリオン (仮装巡洋艦)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

German auxiliary cruiser Orionのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



German auxiliary cruiser Orionのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオリオン (仮装巡洋艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS