GROUP BY句
【英】GROUP BY clause
GROUP BY句とは、SELECT文において特定の列の値が等しい行ごとに表をグループ化することである。
GROUP BY句に指定された列(グループ化列)の値によって、表がグループ化される。GROUP BY句が指定されたSELECT文によって作成される表をグループ表と呼び、その列は、グループ化列または集計関数が指定されなければならない。
以下のSELECT文は、社員の名前、入社年度などを管理するテーブル(表)があるとした場合、GROUP BY句によって、入社年度が同じ社員の行ごとにテーブルをグループ化して、それぞれの入社年度ごとの社員数を求めるものである。
SELECT 入社年度、COUNT(*) AS 社員数 FROM 社員 GROUP BY 入社年度
参照リンク
SQL GROUP BY and HAVING - (SQL Tutorial)
GROUP BY句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:10 UTC 版)
「SELECT (SQL)」の記事における「GROUP BY句」の解説
GROUP BY句は、グループ化する列名または列名を含んだ式を指定する。列別名は使用できない。また、SELECT文でGROUP BY句で、グループ関数を除き、グループ化する列以外の列が存在した場合、一緒に記述する必要がある。 例: SELECT A. B FROM LIST GROUP BY A, B;(グループ化するのはAだが、B列も一緒に記述しないとエラーとなる)。 また、GROUP BY句を含むとビューの作成ができない(SELECT文でグループ関数を使用した場合、あるいはDISTINCT句を使用した場合も同じ)。
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